昨日、始業初日から登りの高木剪定を一日中やって、全身が激しい筋肉痛になっている。歳をとってくると筋肉痛が時間差でくるというけど、翌日にくるときもあるし、当日中にくるときもある。今回はその日のうちに痛み出した。休み明けはぼちぼちエンジンをかけさせてほしい。
長い休みがあると、自分が本来どういう人間であるかを思い出す感覚が生じる。仕事は別に嫌いじゃないけど、働くのは普通に嫌だし、職場の人の顔とかできればもう見たくないな、という感じになる。全然嫌いじゃない、むしろちょっとは好きなんだけど、本当に。
休みのときの感じを保ったまま日々を過ごしたいと前は思ってたけど、それはそれで多分すごくしんどいのだろうと今は思う。学生のときとかはそういうしんどさがあった。毛色の違うコミュニティを頻繁に行き来するのがしんどいのだと思う。
3年前、前の会社を辞めてから実家に戻って、今の会社に入ってもしばらくは実家から通っていたときに、数ヶ月でめちゃくちゃに精神が荒れてきて家族にキツい接し方しかできなくなったのも多分その類のしんどさだった。京都で初めて一人暮らしをして以降、実家の家族というコミュニティも私にとってはホームではなくなった。
足りない毛糸
休みの期間中、編み物ブームが再来してしまってかなり精力的にやったけど、これは本当に健康によくない趣味だと思う。肩や背中が凝り固まる。でもやってしまう、そこに毛糸があるので…。
10年ぐらい前の、編み物をやり始めたときに買った糸を使ってストールを編んでいたんだけど、途中で糸が足りなくなってしまった。シルクハセガワというメーカーのセイカという糸で、これを買った当時のそのメーカーは「創業者の誕生日セール」という狂ったセールをやっていて、なんと半額で買えるチャンスが年一回あった。だから、一玉25gを600円弱で買えた(シルクとキッドモヘアの糸がこの値段はかなり安いと思う)。
現在、シルクハセガワは日本よりも海外への販売に力を入れているみたいで、ネットストアも別のサイトになっていたし、誕生日セールもやっていないらしい。そのうえ定価が爆上がりして、一玉1760円になっていて目玉が飛び出そうになった。材料の値段が上がっているのだろうから仕方ない。多分他のメーカーもどの毛糸も当時より高くなってるだろうな…。送料込みで2200円程度支払い、一玉の毛糸を買った。
私にとって、編み物の楽しさの半分ぐらいは質の良い毛糸を使うことで担保されるので、ハマりたてのときに使いもしない良い毛糸を沢山買っていて良かったなと思う。ほとんど靴下用の糸なので、今後靴下を編むのには困らなさそう。