1月16日の剪定備忘録
かなり立派な庭をお持ちのお客さんの紹介で、これまたかなり立派な庭を剪定した。でも、おそらく何年も変な手入れをしてたっぽくて枯れ枝とかがめちゃくちゃで手間がかかったし、見違えるほど良くはならなかった。
棚仕立てのマキ、2段目と3段目の棚が薄っぺらい円盤みたいな形で幹の周りをぐるりと囲んでいて、しかもそれぞれ異常に高さが近くて、せめてどちらか落としたかったけど、どっちを取っても変な感じだったのでそのまま刈った。来年、どっちか落とすとしたら2段目の棚かな。3段目に厚みが出たらそんなに違和感はなくなるはず。
ウツギ、枯れ枝を切って、ごちゃごちゃに出ているところを整理して、かなりマシにはなったと思う。これはもうなりゆきに任せるしかない。
梵天のさざんか。枝を減らして透かした。残した枝もヒョロ長くてあっちこっち行っている。ヒョロ長いままひとつの流れがあるように見えたらちょっと面白いのかもしれない。わからない。とりあえず今年は梵天っぽい形のまま剪定した。
何かしらの柑橘。成りものはあんまり枝数を減らさず切る。とはいえ濃く残しすぎたと思う。もうちょっと風通しと日の当たり方を考えるべきだった。
1月19日の剪定備忘録
三人で、午前と午後で2件。
1件目、裏のハナミズキとモミジとカクレミノ。全部雑木風で、形も仕上がっててさほど伸びていない。カクレミノの高さを下げたぐらいで、あとはちょっとだけ切り詰めたのみ。
表のシンボルツリーのシマトネリコは、伸び放題なのでけっこう切った。シマトネリコはどこでもよく伸びる。去年も自分が切ったけど、どんな感じだったのかは覚えていない。剪定後の雰囲気は多分同じような感じになったんじゃないかと思う。
フィリフェラオーレア、前のスペースに新しく買った軽自動車を停めたいとのことで、かなり切り詰めた。もっとスッカスカになるかと思ったけど、意外と葉っぱは多少残って良かった。来年、中のほうから芽吹いてくれてたらいいけど、木によっては先からしか芽吹かなかったりするのでなんとも。フィリフェラはどうなんだろう。
2件目、裏にヤマボウシと…なんやっけ、フェイジョア?裏は触ってないので忘れた。ヤマボウシは隣地に干渉するのを気にされていて、フェンスから出てる部分はほとんど切っていた。
表のアオダモ、これは本当にアオダモか?と思いながら切った。幹肌はアオダモっぽいけど、枝ぶりはハナミズキとかそれ系っぽい。アオダモの枝の出方ってどんなんだったかな。これもそんなに伸びてないので、形を整えたぐらい。
3本列植のコニファー。真ん中だけ品種が違って、伸び方も違う。円錐形を保ちながら伸びすぎているところに中芽も入れつつ、3本とも同じ雰囲気に仕上がるように透かした。
土日の日記
ハーバースタジオでトクマルシューゴとHomecomingsのライブを見た。トクマルシューゴは去年のSONOSONOぶり。そもそも去年のSONOSONOのときが多分十数年ぶりぐらいに見たと思う。トクマルシューゴのライブとか、良いに決まってるよな、と思う。良いに決まってるので別に見なくてもいいとさえ思う。
新しいアルバムを作っているので、何かアイデアを下さいという話をしきりにしていた。そういう話をしすぎて、時間がなくなって演奏を減らしていた。お客さんたちは笑っていたけど、正直笑うところではないだろと思った。そういう切実さがあった。私は、人が真面目な話をしているときに笑うなよと思ってしまうタイプだけど、そもそもああいう場で、MCで、真面目な話をしていると受けとる感性が間違っているとも思う。
Homecomingsは初めて見たけど、とにかく美しかった。音源はここ数年よく聴いていたけど、なんか楽曲からパーソナリティを感じにくい謎のバンドだなと思っていた。ライブを見ても謎は謎のままで、ただ美しさが際立っていた。
帰りに、センター街の気になっていた着物屋さんに行って、着物の上から羽織る用のコートを衝動買いしてしまった。スタッフのおばさまがかなり気さくでいろんなことを教えてくれる人だったので、また行きたい。着物は、たとう紙に包んで保管するより、普通に箪笥に重ねて入れて、除湿剤を入れてマメに取り替えるとかするほうが良いらしい。勉強になった。
翌日曜、今日は肉まんを作り、16日の剪定で大量に採れたレモンでウィークエンドシトロンを焼き、洗い物をしまくった。
作った肉まんとウィークエンドシトロンと、アリオ加古川で買った鰹の藁焼きを実家に持って行って食べた。鰹の藁焼きは、期間限定で出店されると知って前々から買いに行こうと思ってたのだけど、食べてみても普通のスーパーの鰹とさほど違いがわからなかった。値段は倍ぐらいした。
やらねばと思っていたことがいくつかやれて、スコアの高い土日という感じ。来週は土曜日も出勤だけど、なるべく疲れたくない。日曜に疲れを残したくない。