朝起きた瞬間、とんでもない喉の渇きに痛みを感じるほどだった。
夜寝る前、朝起きる前の時間にタイマーで暖房を付けている。
暖房がついてかつ乾燥した部屋で口を開けて寝たら、一気に喉が死んでしまう。
それをわかっていて、まだこの冬一度も加湿器を使っていない自分を恨む。
どうかこの、腫れてしまった喉のリンパが悪化しないようにと、苦し紛れに葛根湯を流し込んだ。
今夜は加湿器つけよう。絶対。
次に鏡を見たとき、いつもはない寝癖が目立っていた。
昨晩、いろんなことがめんどくさくなって、髪を乾かすのがテキトーだったからだと思い出す。
おかげでいつもよりセットに時間がかかった。久しぶりに結んでみて、まあそれも悪くないと思えたのが唯一の救いだった。
後悔は、それだけではない。
思えば昨日起きてしまった自社のサービスエラーだって、コードの不備うんぬんよりも私がもっと細かくチェックとテストをしていれば、、、防げたかもしれないと思うと後悔の波が押し寄せる。
後悔ばかりしていたってどうしようもないのでこの後どうすべきか、今後の対策をどうするか考える必要があるけれど、思い出すたびに「私がもっと…」と重い気持ちになってしまう。
そんなときにX(Twitter)で見た、「後悔は必要」といった主旨の本の紹介になんとなく勇気付けられた気もした。
私は多分、人より少しネガティブで、感情移入しやすくて、いちいち気にしてしまう性分だ。
そんな自分のアップダウンに、自分自身がついていけなくて疲弊してしまう時もあるけれど。しっかり後悔、反省して次に活かせたらいいなと思う。
人生は、どんなにがんばってもうまくいかないことなんてたくさんあって、がんばればがんばった分報われるなんて仕組みもない。
きっと、がんばればすべてうまくいくと期待してしまうと、打たれ弱くなってしまう。
何か失敗したら、殺されるわけじゃない。
そんな図太さを、少しは身につけていきたいものだ。