今年は、年末に向けて街や人が浮足立っている雰囲気がなんだかたのしい。僕も浮かれているのかもしれない。
割と最近のことだけど、好きなものばっかり食べてたっていいんだ!という解放感みたいなものが満ちるときがあって、それがとても気持ちがいい。
好きなものを好きだなぁと思っている時間やその気持ちを、誰もどうすることもできないんだぜ、参ったか。
不可侵な場所に”好き”を閉じこめて自分だけで愛でて悦に入ったりするのは、拗らせ愛による破滅のはじまり……って感じがしますけど、僕は全然、”好き”が外に出たいと言ったら自由に出してあげますし。ご安心くださいよ。
というか、そもそも僕が閉じ込めるのは僕の気持ちだけなんだから、何も問題ない。
自分の”好き”が煌めいているのは、それはそうとして、誰かの”好き”もとても良いですよね。熱心に好き語りをする人間からしか得られない栄養がある。
普段は鍵をかけている好き部屋を解放した誰かの、文字数の多い(または、言葉にならない)話が聞きたい。
木は光ってるし、道で音楽が流れてるし、浮かれついでに聞かせてよ。