おそらく学生時代以来の一次創作をしています。自分にまだこんな想像力や熱量が残っているなんて思いもしませんでした。
どんなものを作っているか
「天華回天」という架空のゲームを取り扱っています。架空のゲームなので本編はありませんが、サウンドトラックはあります。どういうこと???
以下の動画から試聴できます。
Bandcampにアクセスいただくと、回数制限はありますが無料でフルで試聴できます。
最初に音楽から作り、そこから想像を膨らませて世界観とキャラクター像ができていって、今の姿になっています。
サウンドトラックのCDを即売会で頒布したのですが、以下画像のようなキャラ説明が載った16ページの冊子を付けました。

何を考えて作ったか
音楽
前述の通り、まず最初に音楽から作りました。といっても、最初からこのような完成形を想像していたわけではありません。
最初の数曲を作ったとき、「なんだか自分の作る音楽はゲーム音楽っぽいな」と感じ、それならば架空のゲームとして作品集にしてしまおう、と思ったのがきっかけです。
そこから、既存の曲に対して「これは5面道中っぽい」「これは3面ボスっぽう」などと当てはめていき、空いている隙間を埋めるように他の曲を作りました。
合計16曲、32分。よく完走したな、と自分でも思います。
タイトル
「女神転生」のような、一般的な漢字の言葉で構成されておりシンプルかつ力強いタイトルを目指しました。
天華: 天上に咲くと言われる花。いまググって知ったんですが天かすの商品名でもあるらしいですね。
回天: 衰えた勢いを盛り返すこと。
組み合わせて、「天上に咲くとされるほど立派な花がよみがえること」という意味を指しています。
ゲームシステム
ぶっちゃけ東方を意識しまくっています。
音楽に力を入れている弾幕STG。道中とボス戦が対になっているステージ構成。通常ステージ6面に加えてクリア後に現れるEXステージ。これだけ抜き出すと完全に東方フォロワーですね。
ゲーム上のテキストもあえて想像の余地を残したものとし、あらゆる二次創作を受け入れるという想定です。
(ただし、曲は東方っぽくならないように気をつけました。気を抜くとすぐ東方っぽくなってしまうので……)
世界観・キャラクター
人間が滅んだあとに頑張って生き延びるお花たち、というコンセプトです。
最初に「綿毛(自我がある)を手に掴んで飛ぶ少女」というイメージがありました。そこから物理法則無視のなんでもありファンタジーとなっています。形状こそヒトの形をとっていますが、彼女らが人体と同じ作りかどうかは分かりません。

個別のキャラクターについて語りだすと長くなってしまうので、またの機会に。
ちなみにここだけの話、天華回天の裏コンセプトは「小学生の時に高校生の兄がやっているPCゲームをこっそりやったら性癖が歪んでしまった」です。自分の作ったキャラデザには少しばかりそのようなエッセンスを含めています。

(右から3番目のキャラクターのみ自分のキャラデザではなく、フォロワーにキャラデザをお願いしています)
今の気持ち
サウンドトラックとしては完成したので、制作は落ち着いています。今はそれらの制作物をもとに、より詳細なシーンを想像して楽しむフェーズにいます。
完全に自分好みの世界観やキャラクターを取り扱えるので楽しい。けど供給がなさすぎて飢えている。助けてください。
みんなも「天華回天 Original Soundtrack」を買って私と天華回天の話をしましょう。