昨日5日は母の誕生日だった。
ケーキを買うべく何としてでも定時に上がって百貨店の地下へ急いだ。いい感じの価格帯のケーキを3つ買って帰路についた。母に見せるととても喜んでくれた。今年で56歳になる。もう孫がいてもおかしくない年齢。
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その日の晩、夢を見た。
占いを診てもらった。あなたにこれをあげると良いと言われた。と、私に新札の5000円札を渡しにきた。顔はとても生き生きとしていてゾッとした。その単語は一切出てこなかったが、案に「結婚」のことを言っている。私は怒りと悲しみで涙が溢れ出して、「結婚はできないような身体に生まれているの!」と大声で叫んでいた。
兄が2人もいるのに、私にだけ「孫」の重圧がのしかかっている。だれかこの地獄から助けてくれ。
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そんな複雑な気持ちのまま目覚めた今日はごはんを食べながら母の隣でテレビをぼーっと観ていた。
この前から朝ドラウォッチャーの母から今期のはいいと聞かされていたり、タイムラインでも評判がいいツイートが流れてきたりしていた朝ドラのダイジェストが始まった。
とても惹きつけられる内容であったけれど、母の横でどんな顔をすればいいのかわからなかった。おもしろそうだね、というようなことを言ってそれ以上話はしなかった。