素晴らしきビジネスホテル朝食

なな
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朝からしっかり食べられますか?

私は普段はあまり…、朝食抜いても全然平気。でも旅行の朝は不思議としっかり食べられたりしますよね。遠征もまた然り。ビジホでも各々メニューに個性があり、朝食を摂ることもいつしか遠征の楽しみのひとつになりました。今回はここ3年分くらい撮り貯めた遠征ホテル朝食の記録です。見どころ(?)は、ビュッフェスタイルのところはいつか記事にすることを想定して見栄えをかなり意識した激しい盛り方をしているところです。過去の私へ、やっと記事にまとめましたよ。

原則時系列順、思い出せる限りホテル名も併記してます。

《三井ガーデンホテル汐留イタリア街》3年ほど前、ホテルの宿泊費がものすごく下がっていた時期。三井ガーデンも朝食付きプランが破格の値段で、普段は素泊まり一択の私も遠征予算内に収まるならと軽い気持ちで朝食を付ける。そして朝提供されたのがこの和食プレート。…貴族の朝食か?毎朝これを出されたい。この感動した朝食体験を境に個性あるビジホ朝食を探し求め記録するようになった。

《ホテルモントレ赤坂》前菜・メイン・デザートの3皿が順番にサーブされる。貴族の朝食か?この時期の感染症対策というわけではなく、モントレ系列は常に個別サーブ形式のような気がする。

《相鉄フレッサイン銀座三丁目》ホテル1階に入っているしゃぶしゃぶ屋さんが朝食を提供している。ので、朝からしゃぶしゃぶが食べられる。貴族の朝食か?(何回言うんや)普通の洋食プレート/和食プレートもあって、しゃぶしゃぶと3メニューから選べる。

《ホテルミュッセ銀座名鉄》推し朝食その1。好きすぎて今までにのべ3泊しているので写真も3回分ある。冷菜と温菜の小鉢を好きなように取ってくるスタイル。ライブキッチンあり。米と卵もこだわりの品種で、毎回卵かけご飯にしていた。写真はないが部屋もかわいい。

《ホテルモントレ ラ・スールギンザ》赤坂と同じスタイル。前菜のポタージュが美味しかった。部屋もかわいい。今度は写真もあった。

新宿のどこか…。鮭がマスタード風味だったり、他にも和食っぽい食材でも和食じゃない味付けに仕上がっている料理がいくつかあって、インバウンドの客層を意識しているのかなと思った。実際外国の方を多く見かけた。これ確か22年6月頃だった気がするのだけど、この辺りから多くのホテルでビュッフェスタイルが復活してきた印象。

《立川ワシントンホテル》多分。写真上部のうどん、郷土料理の武蔵野カレーうどんだと思う(今調べた)

《京都山科 ホテル山楽》山科、京都駅から電車で一駅(多分…)で良い所です。全ての料理が凝ってて美味しくて旅館のご飯みたい。ライブキッチンあり。オムレツはオーダーしたら出来たてを運んできてもらえる。しかし、しかし、この写真、自分の配膳技術に全く納得いっていない。この朝食の美味しそうさを伝えきれていない。ビュッフェ盛り人(ビュッフェもりんちゅ)としてもっと精進したい。

新宿のどこか…。新宿のホテル名失念しがち。とろろとアボカドを置いてるところがポイント高い。多分スープであろうカップの中身とか、6つに仕切られた皿の左手前の丸いやつとか、今見て何かわからないものがあるのも一周回って良い。

《コンフォートイン東京六本木》ホテルに入っているタイ料理店の提供で、朝からタイ料理メニューを食べられる。お粥やトムヤムクンラーメン、なますっぽい冷菜など美味しい。カトラリーの金属部分の熱伝導率が半端なくて、しばらくお粥にいれていたスプーンが笑っちゃうくらい熱々になった。

北九州のどこか…。明太子があるのからおそらく北九州遠征の時のホテルだと思う。汁物も普通の味噌汁じゃなくて郷土料理っぽい。温泉卵を卵かけご飯スタイルで食べるの好き。

《秋葉原ワシントンホテル》推し朝食その2。2泊してるので2回分ある。写真でも料理のレベルの高さが伝わると思う。海鮮丼が作れる。日頃から最後の晩餐はイクラ丼が良いと思っている私、朝から思う存分イクラを盛れて夢のようだった。

《ホテルアンテルーム京都》最寄りは九条駅だけど京都駅からも歩けるよ。凝った料理が並んでいたので端からほぼ一通り盛った。でも意外とパンがいちばん美味しかった。レモンのデニッシュが特に美味しい。サラダバーにレンコンチップスとキヌアがあるのがポイント高い。ここも部屋が良い。シングルも泊まったことあるけど、ツイン以上でこのホテルのコンセプトの良さは発揮されると思う。アパートメントのような…という特色通り、自宅がこんな部屋だったらいいな〜と憧れる雰囲気。

《ハートンホテル東品川》何気に好きな朝食。スクランブルエッグやウインナーといったホテルビュッフェのイツメンが普通よりちょっとレベル高い。パンが炊飯器のようなものに入っていて、いつも暖かく食べられる。たこ焼き器で作ったみたいなホットケーキもついつい手が伸びる味。

《リッチモンドホテル東京武蔵野》ホテル1階のシズラーで朝食提供。つまりシズラーの朝食ビュッフェが食べられます。普段はサラダバーで炭水化物系の料理(ポテトサラダとかマカロニサラダ)を取らないのだけど、ここのは味付けが珍しくて取った。そしてとても美味しかった。ビーツとヤングコーンを置いてるのもポイント高い。名物チーズトーストもオーダーできる。

《ホテルケーニヒスクローネ神戸》いつもの遠征予算より高めの価格帯のホテルのため目に見えて豪華である。オムレツは目の前で作ってもらえる。シャルキュトリ類が本当に美味しい。ハムはしっとり、ソーセージはパリパリ。目玉はデザートにケーニヒスクローネのケーキが食べ放題なこと。限界のその先に挑戦した。ケーキファイトに備えて控えめにしたがパンも多種。1泊では足りない。言わずもがな、部屋もかわいい。部屋にいる時はずっとクマのクッションを抱えていた。

ここから番外編。地元のホテルです。名古屋にお越しの際は是非。

《ホテルウィングインターナショナルセレクト名古屋栄》ジュエリーボックスがテーマの可愛くて美味しい朝食が食べられる。小麦粉と野菜が多めのメニュー構成。焼き菓子は食べきれなければ部屋に持って帰れる。部屋はフロア毎に違う花をテーマにしたコンセプトルーム(写真上は薔薇、下は向日葵)、某監督におすすめ。

《ベッセルホテルカンパーナ名古屋》ひつまぶし、味噌カツ、どて煮など愛知ご当地飯がたくさん揃う。とろろとアボカドがあるのもポイント高い(デジャブ)部屋も新しめで綺麗かつお洒落。

昨今は遠征予算内に収まるホテルを探すことが難しくなり以前のようにほいほい朝食付きを選択できなくなってしまった…。ホテル需要の回復は経済にとっては良いことだと分かってはいるけれど…。ホテル朝食を探求した3年余りのめくるめく日々を思い出すための、自分が見返して幸せになるためのまとめ記事でしたが、ここまで読んでくださったあなたも楽しんでいただけていたら幸いです。

@nana_shi
好きな人にとって善良、その他の人にとって無害であろうと日々努めるが、基本的に人の心がない