やきいもを食べるのは3年ぶりくらい。最近はねっとり甘々がブームになっているけれど、わたしはほっくり派だからすっかりご無沙汰になっていた。ところが、今朝あたりから胃腸の具合がとてもよくないので体調を考えた末にきょうのランチはやきいもになった。スーパーの野菜売り場の先頭で売られていたお芋はやっぱりねっとり系で、野菜というか最早あんこみたい。皮に包まれてるあんこ?考えてみると不思議すぎて面白いかも。そうか、野菜だとおもうから首をひねってしまうのだ。自生している和菓子だと思ってたべれば、素直に受け入れられるかも。天然あんこは冬木にすずなりに実がなって、熟した柔らかいものは越冬すずめの好物だ。なので、流通してるものはたいてい熟す前に収穫して倉庫内で柔らかくなるまで寝かせている。一部の農園では全体を網で覆ってすずめが入ってこれないようにし、あんこ狩りを楽しめるようになっている。暖めて食べるのが一般的だけれど、あんこ狩りでは採ったその場で皮を剥いて食すのがまた楽しいのだ。農園の横で空の最中が50円くらいで売っているのも、お馴染みの光景。久しぶりに行きたいな、あんこ狩り。あったかいお茶を水筒に詰めて、採れたあんこの大きさを比べあったりして。懐かしいなあ。だれか、一緒に行きませんか、あんこ狩り。