最近、有名人が誹謗中傷やデマに苦言を呈することが増えた気がする。
特に、Xをやっている著名人や配信者が多い。
情報開示請求もやりやすくなった。著名人が直に意見を言えるようになった。
はっきり言われても、まだ「それは違うだろう。私は意見を言い続けるぞ」という人がいる。
「自由に文句の一つも言えやしない、生きづらい世の中になってしまった」という言葉もよく耳にする。
誹謗中傷ができない世界。悪口の言えない空気。気に入らない人の目の前で「気に入らない」と言えない緊張感。
そういうことをしていた人が、「生きづらい」世界。
最高じゃないか!!
誹謗中傷をする人が、どんどん生きづらくなってほしい。
その人や、その人のファンの前で悪口を言うことは、醜く恥ずかしいことだという空気になって欲しい。
愛ゆえの批判だという人もいるが、そんなものは言い訳にしか聞こえない。
そう主張する人の言葉は、大抵そもそも批判ではない。信憑性の薄い情報を根拠にし、妄想を積み上げ、代替案も出さず、ただただ口汚く罵るだけ。
そもそも誹謗中傷の動機なんてどうでもいい。どんな理由だろうと、本人もファンも傷つき不愉快になるだけなのだから。
人気の物を批判したり、週刊誌に書かれた著名人の欠点を信じ込み罵ったりして、なにかに勝った気になる人。
高い場所の人の足を引っ張ることで、自分が上になった気になる、気持ち良くなる。そんな錯覚の中毒になった人。
そんな人が生きづらい社会、生きていけない社会であると気づいて、考えを改めて欲しい。
そんなことは無駄で、デメリットしかない行為だと、全ての人が思うようになればいい。
今の社会は、どちらかというと「みんなの前に立ち、悪口を言わない人気者」が生きづらい。
そんな世界より、「匿名で個人を攻撃する卑怯者」が生きづらい世界になりますように。