LLMに思考の補完を依頼しているうちに一つのことに気がついた。
今まで私はナイーブに「イノセンスの素子は素子である」と捉えていた。
しかし、そうでない可能性がある。というかそうでない方が確からしい。
ロクス・ソルス追求のために自ら死地に赴いたバトー、そのバトーが目的を達成する上で総体としての「ネット」が考案した最良の方法が「素子」の一部をロードした人形を遣わすことだったとしたら。
素子はどこにでもいるし、どこにもいない。「均一なマトリクスのその向こう、ありとあらゆるネットに融合して」。
今更そんなことに気がつくなんて、というかそこまで見通して書かれていたのかという気づきが何より恐ろしい。私の頭が悪いだけともいう、てへ。