CAL1という体験

nano/kotone
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Agilergo様主催、Zuzana Sochova(Zuzi)講師によるCertified Agile Leader 1を6/24-6/27の4日間に亘って受けました。

一言でまとめるなら「人を信じることの難しさと大切さ」を教わりました。まっさらな気持ちで参加して、日を追うごとに周囲の人に対する先入観が募り、三日目にはそれがピークにいたり、四日目になんとかそれを乗り越えてその場にいる全員を本気で信じることができた気がします。それでもそれは「今の私の本気」であって、もっともっと無邪気に信じることができるんだろうなとも思いつつ、まずは自分の状態に気づくことができたことを進歩だと思うことにします。

4日間、本当に色々な概念についてのインプットを受けたのですがZuziのSCRUMMASTER THE BOOKを読んでいたおかげでわかったことも、アジャイルリーダーシップを読み終えていなかったので初めて知ったこともありました。でも総じて感じたのは「読んだだけでは身につかない、実践的な練習を介した経験的学習」こそがCAL1の真価であり、どんなに本を読んでもどんなに人の話を聞いても身につくことのない様々なことを学びました。あの場にいた人たちだからこそできた場所、あの場にいた人たちだからこそ学べたこと、その場に私も貢献できていたなら、いやきっと自分なりの貢献はできていたと信じたい。でもそうやって自分の学びにばかりフォーカスしてしまうのはまだまだ自分が青いことの証左だろうなあとも。

CAL1は、安全にアジャイルリーダーシップを練習できる場だと感じました。アジャイルリーダーシップを発揮したいけどいきなり実践するのは怖かったり、自信がなかったり、アプローチがわからない人(受ける前の私ですが)にとってこれ以上ないほどに貴重な経験になると思います。

最後に講師のZuziさん、オーガナイズしてくださった川口さんと松元さん、素晴らしい場所を作ってくださった参加者の皆様、そして心が折れそうな私に優しい言葉をかけてくださったおーのさん、本当にありがとうございました。

@nano
しがないエンジニア