久々に一日出かけなかった気がする!
今日は特に何もしませんでした。ちょろっと本読んで箏弾いてたくらい。
箏は長らく離れていたのですが、少し前にご縁があって譜面を大量にいただいたので少しずつ再開しています。しばらくは過去に習った曲を思い出しつつ練習していましたが、先週くらいからいただいた『八段』に手をつけました。
八段はかの有名な六段の調と同じ八橋検校という江戸時代前期頃の人の曲で、江戸時代には音楽というと聞いて覚えるのが一般的だったので今ある楽譜は明治大正頃に譜面に起こされたものです。私は宮城社といって宮城道雄先生に端を発する社中の者で宮城道雄先生の譜面を使うことが多かったのですが、今回いただいたのは山口巖先生という方の譜面らしく、もうその時点で細かい表記が違う……!音源聞くに同時に弾く音が十六分音符の記載だったりそもそも指番号落ちてるところが多数なんですけど……!?どういうことなの 十八巾なら八は絶対三の指でしょ……
とまあそんな混乱を倒しつつ、速度調整でグチャりつつどうにかなんとなくわかってきた。思えば六段は別の先生のCD音源で聴いていたところ随分と弾きやすかったので、音源を聴いて曲を覚えたほうが弾きやすいのかもしれません。あれ、これは江戸時代への回帰……?
ところで箏は左手人差し指中指で弦を押さえて音を変えるので人差し指中指に胼胝ができます。最近別件で胼胝は定着すると外から見えづらくなると聞いたのですが、確かにほとんどわかりません。ほんの少し色が薄めで硬い……かな……?くらい。触ると胼胝のある指側は若干感覚が鈍い程度。
それでも先月くらいまで古曲は30分で限界だったのに今は1時間弾いていても平気なので定着はしているのでしょう。週一、二程度でもこれなので、過去にやっていた分定着も早いのかなとは思っています。