言葉の解像度 「自信」

「言葉」は便利だけど、本来の心や身体のコンディションを覆い隠してしまうこともある。 たとえば「自信がない」という言葉。 この言葉を使わずに、その気持ちやコンディションの本質に歩み寄ることがとても大切。

「自信がないからできません、」という言葉をよく耳にする。

本当に?

本当は、「やりたくないからやりません」とか「そこまでリスクやコストをかけたくありません」、「やったことがないからわからない」、「尻込みしてる方が楽だ」、「できない状態の方が実は都合がいい」…と、細分化することが大事。

「自信がない」 ①なのでやりたくない。 ②誰かにサポートしてほしい。 ③経験値が足りていないだけで、鍛錬したら実はなんとかなる。 ④自分の行いに満足していないけれどできる。 ⑤できるけど他者の評価が怖い など。 「自信がない」を免罪符のようにして、自分を立ち止まらせるのは、不毛だと思います。

やりたくないことはやらないでいい。それでも、叶えたいものが”やりたくない”ものの先にあるなら、イヤイヤでもやらなくちゃいけない。

それと、自信がある/ない(心理)と、 それができる/できない(スキル)を混ぜない方が上手くいくよね。 スキルをクリアにしたら、気持ちは変わるものです。

自信がない気持ちでも、スキル的に十分できてる人もいるし、 自信に満ちていても、実力不足の人もいる。

できていないから、できるまで打ち込んでみよう、 自信があるから、研鑽をしないでもいいや、 ということもある。

自信があってもなくても、今現状を納得できるだけの状態に自分がなっているのかが重要。

自信がないから頑張れる人もいるし、 自信があるから頑張れる人もいる。

自信があるから怠ける人もいるし、 自信がないから、あきらめる人もいる。

自信のあるなしよりも、 自分がどれだけその対象に実際に行動し、トライアル&エラーを超えて、熟練度をあげて、馴染んで使いこなせていけるのか、を取り上げたい。

@nao_nanashima
補助線としての思考。@manaka_kotohogi