10年選手のデザイナーがこれからデザインしたいもの

naomi
·

この記事は、NOT DESIGN SCHOOL Advent Calendar 2023の3日目です。

>NOTのデザイナーさん

10年選手のデザイナーが次はどこを目指すのかリアルな悩みの一例を知っていただければなと思い書きました◎

今年の夏も2ヶ月、

スウェーデンの首都ストックホルムで暮らした。

暮らしていて感じたのは

・人が少ない

・道が広い

・人が少ない

・どこも混んでない

・人が少ない

まぁとにかく人が少ない。

道が広くて人が少ないから

のびのび散歩ができるし、

どこのカフェも空いてるから

落ち着いて本が読める。

日本では週7家から出なくてもいいインドア派の私が毎日外に出たくなる。

それくらい解放感があった。

そんな環境で過ごしていて思ったのが、

「そりゃ日本人いつもイライラしてるよな」

だった。

日本ではどこに行くにも人が多い。

満員電車に揺られ、

混雑した道を歩き、

お店では順番待ちをする。

満員電車で立っている時間が長かったら足が疲れるし、

混雑した道では視界に入る人の数が多くなって、脳が処理する情報も増えるから脳が疲れる。

知らないうちに疲れが溜まって

そりゃイライラしやすくなるなるよなーと。

日本でそんな状態でバスに乗って、

ベビーカーが畳まれていないのを見たら、

まぁイライラしてしまうのかなー

(ベビーカー持ち、子連れに暴言吐くトンデモ人間は根絶せよと思っているけど)

スウェーデンのバスでは、

ベビーカーは広げたままでも

誰もなにも言わないし、

率先してスペースを空けるし、

席を譲っていたのをよく見かけた。

(因みにスウェーデンのバスは、ベビーカースペースがあるだけでなくママパパが座れる席も隣りに設置されてる。そうだよね、ママパパだって座ってほしいよね)

(こっちはフィンランドのバス車内。2台広げててもスペースは余裕)

その時は見ていて気持ちいいな!いい社会だな!と感じたけど、

そりゃまあ自分は座れるし、

ベビーカー広げてもスペースに余裕があるし、

イライラしてないからできる行動なのかもなー

と、ふと思ったことがあった。

要は

ただ日本人は心が狭い!

北欧の人は心がやさしい!

という話でなく、

生活している環境から

起こりやすい感情があって、

起こしやすい行動があるんじゃないか

ということを思った。

最近、

こういう環境だったら

こういう感情、心理になって

こういう行動になる

だから、こういうデザインをする!

というようなことをしたい。

と思うようになった

具体的にどういうデザインか

まだ解像度が低くて言いにくいのだけど、

空間・場所のデザインとか

コグニティブデザイナー菅俊一先生のおっしゃる

「手がかりのデザイン」が近いのかな

この菅先生の動画は何度見ても面白い。

これはフィンランドのOODIという図書館のキッズスペース。

この靴下マークが、

「靴をここで脱いでね」

と認知と行動の手がかりになっている

こういうデザインを考えたい

今やっているWEBデザインもだいすきなので

今後も続けていきたいけど、

WEBサイトは媒体がスマホやPCで

見る、読む、聞くなど

その場での認知が多いから、

もう少し

歩く、触れる、出会う

とか多様な行動が起こる場や物のデザインをしてみたい。

デザイナー歴が10年を超えて、

デザインを楽しいと思う気持ちはずっと変わらないけど

新しいデザインでやりたいことはたくさんある。

もしそれってこういうデザインじゃない?

こういうデザインの仕事あるよ!

という情報をお持ちだったら

ぜひ教えてほしいです

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