SNSとタイムライン構築についてのとりとめのない雑感

阿々島将
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この記事は  Fediverse Advent Calender 2023  (第三会場)21日目の記事です。写真はクリスマスっぽい写真をつけとこうと思っただけで何の意味もありません。青のイルミネーションはキレイね。

はじめに

これは『SNSとTL構築についてのとりとめのない雑感』です。ただ思ったことをぼんやりと書き連ねているだけですのでご了承ください。

はじめはFediverseへやってきたこととか参加してるサーバの話でもと書き始めていたんですけれども、書いててどうにも面白くない。面白くはないけどとりあえずはそれでいいかな……と思っていたんですが、ここ2、3日で何やらTwitter※が騒がしい。ついでにThreadsも騒がしい。それでなんとなく思い出したことでも書いてみることに。まとまるのかしらんね?

※「名指しでアレヤコレヤ言うのもなんだから、ここは匿名で『X』とでもしておこうか」とでもいいたくはなる。

01.構築したいTLは一朝一夕では作れない〜Threads

察するにTwitterが何やらの仕様変更で荒れ、Threadsには人が流入し、人が増えたことによっておすすめが荒れている、そんな感じなのかしらん。そのふたつに因果関係があるのかは不明。それはともかくThreadsのほう、観測するにおすすめ欄で『愚痴が流れてくることが増えた』らしい。というか、確かに多くなっているという体感はある。いやむしろ『愚痴が多い』という愚痴が多い。なんだそれ。

個人的にこれに関しては「人の負の部分が流れていないSNSは存在しない」し「人が増えればそれを目にする機会は多くなる」ということでしかないかな、と。

Threadsに関して言えば、謎のアルゴリズムでおすすめのTLはすぐに変化していく。他人の愚痴が見たくなければ丁重にスルーして、自分が興味のあるものや単純にいいと思ったつぶやきを見たり反応したりすればあっという間に関連するものを提示してくる。なんというかちょっと怖い。ThreadsでのTL構築に関して真っ先に必要なのはそれで、ただ眺めているだけで愚痴が多い愚痴が多いってぼやいているだけだと、そして皆してその愚痴に反応して更なる愚痴をこぼしているだけだと、そりゃあ愚痴ばかりが表示されるようになるだけ。「とりあえずその辺意識してThreads使ってみようよー」などとこれもまた愚痴ってみたくなるわけですが、なかなか。

原因は同じではないけれどもMastodonについても言わんとすることは同じ。「構築しようという意思無くして好みのタイムラインは出来上がらない」そんなの誰だってわかってる、そもそもこれをMastodonで公開するために書いている以上Mastodonユーザーの目に入りやすく、そしておそらくここにいる人はわかっているに決まってる。でもおそらくはわかっていない人というのも世の中には存在している(んじゃないかしらん)

「始めたばかりのSNSにおいてのTLの構築の必要性なんかツイッターでも一緒じゃん、でもそれを時間をかけてコツコツとやろうと思ってなさそうな人が多いのはなんでだろう?」と不思議に思ってたんですよね。ある日気がついた。もしかしたらツイッターでは好みのタイムラインを作るためにたったひとりで能動的な行動をする必要がなかった人って存外多いんじゃ無いんだろうかということに。

02.SNSとなにかしらのコミュニティ〜Twitter

ツイッターから別のSNSへ行ってもTwitterへ帰っていく……ということはままある気がするけれども、端的に言えば「コミュニティが(碌に出来てい)ないから」ですよね。でも当たり前なんですよそれ、ツイッター上にだって別に最初からコミュニティなんてなかったよ、って思うんですよ自分は。ところが実際はそんなことなくて、『(リアル)コミュニティがある状態からツイッターを始めた人』ってかなり多いんじゃないかしらん。構築に苦労する必要がなかった。私は同人誌を作るほうのオタクなのでそこでの例としては

  1. イベントに参加する

  2. 同ジャンルの人たちと打ち上げをする

  3. そこでツイッターのアカウントを交換しあう

とそんな感じですかね。なんてざっくりな。でもこれならばひとりで孤独に訳もわからずSNSの中を彷徨くこともなく共通の話題を展開出来る人と予め繋がっている状態になる。おそらく早い段階で好みのタイムラインが出来上がっていく。

でもツイッターで出来たそれは今の時点では他のSNSで出来る気はしない。必然的にツイッター以外のSNSではひとりで彷徨い歩くこととなる。それが出来る人はいいんだろうけれども、それが出来ない人……ツイッターでそれを経験していない人は右往左往するだけでツイッターに帰ってしまう。だって『ツイッターではそんな苦労をしなくても最初から楽しかった』から。

……という邪推ですよ、これは。

邪推、うん。

参考までに、実際の自分の話を言えば、ツイッターを始めた15年前には同人活動で活用とかそんなことすらなかったわけで、どちらかといえばひとりで彷徨い歩いたほう。自分が最初に見つけたのはOTTAVAというクラシック専門インターネットラジオ番組のリスナーさんとの繋がりで、少し遅れてリアルのオタク関係の知り合いもツイッターにやってきたという感じ。

03.MastodonでのTLの構築〜Fedibirdとおたどん

自分がいまメインで使わせていただいているのはMastodonではFedibird、BlueskyやThreadsは構築途中。構築はしていないけどある程度常駐しているのがMastodonサーバのOtadon(おたどん)です。なおMisskeyはシステムが自分には合わずにほぼ放置状態、何かあればまた動かすかなという程度で。

・Fedibird

FedibirdやBlueskyは当然何かしらを自分で整えていかないと何も見えない、そこの難易度(?)はもしかしたらBlueskyのほうが上で、Fedibirdに関しては様々な機能を使えば結構早い段階でTLが構築出来る仕組みにはなっている。自分はとにかく購読機能のキーワード購読に興味のあるものを山のようにぶち込んだ。HTLへの表示と別途リストにもしている。それと、とあるサーバをドメイン購読状態にしてHTLに表示させている。これで初期段階はわりと賑やかにはなった。#fedibirdも表示させている。政治や社会問題に関して言及しているアカウントもいくつかフォローさせていただいた。これはツイッターでのフォロワーのRT経由でよく見かけていた人が多いような気がする。

ちなみに私はフォローバックは全く期待していない人なので常に一方的フォローである。こっちがお相手のつぶやきを見たいだけであってつぶやきを見せたいわけでは無いしね、碌な事言ってないし。

そんなかんなおかげさまでそこそこ自分の好みのTLには仕上がっていると思う。いま時点で約1年と2ヶ月、まだまだHTLに何かが足りてない部分を感じることもあるけれどもそれこそ一朝一夕でどうにかなることでもないもんなぁ。

Fedibirdに来た頃はよく購読機能のこととかを呟いていた。自分経由で登録してくれた人が少しはいたことをわかっていたから。自分なんかはその辺冷ややかなほうなので、ここまで言ったんだから後は自分でどうにかしてくれとしか思わない。せっかく色々な機能があるから触れてみて欲しい。でもあとのことは知らない、それだけ。

・Otadon

おたどんについてはHTL構築はほとんどせず、LTLを眺めたり適当なことをつぶやかせていただいたりで過ごしてる。fediverse上には様々なオタク向けサーバが存在していると思うけれども、ここは比較的落ち着いていて自分のテンションにはとてもあっているので心地良い。故にHTLを作らずLTLがメイン。移動された時に追えなくなってしまうから、本当はフォローさせていただいたほうが良いんだろうなーとぼんやりと思っているので追々どうにかしたいですね。TL構築をしないでも楽しく過ごせる(ところもある)のがMastodonやMisskeyの良いところでもあり、多少の欠点でもあるのかもしれない。

オタク向けサーバを探していて、でもマイペースを保ちたい方にはおたどん(Misskeyなら同じサバ管さん運営のまにあきー)はオススメ。

いや別にオススメのサーバの紹介をしたいわけでは無いのだが…。

Blueskyに関してはとにかくフィードを活用。自分でなんか適当にフィード作ったり(ググれば作り方がわかる)人の作ったフィードを活用させて貰ったり。これはこれで楽しいけれども気のない人にはやっぱりハードルは高いか。

04.そんな話の矢先にツイッター障害(21日午後)

……と、単純に思ったことをつらつら書いただけなので正直結論とか無いんです。で、どう締めるんだこの文?と考えていたわけですよ。そうしたらなんかツイッターの障害で久々にお祭り……いえいえ大騒ぎになりはじめて……

だからほら、時間をかけてでも別の場所にも快適なTLを作り上げておいたほうがいいんだよ!

と久しぶりに叫びたくなったりするのでした。

2日ほど前に数ヶ月ぶりにツイッターのメインアカウントのTLを覗いてみたら、いろんな人が別の居場所作り始めているようでそれはちょっと良かった。またどこかで繋がれたら嬉しいけど、自分、積極性の無い人なので……そこはホントすみません。

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長々とした雑文に目を通していただいてありがとうございました。それでは。

@naozane
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