多くの人がおそらく感じているんだと思うこと。
去年だったと思うけれども、約20年くらい前に使っていた日記サービスのURLが昔の個人サイトのHTMLの中に残されていて、今でもあるのかないのかとアクセスしてみたら残ってたんですよね、今でもサービスが生きてる。で、ログインも出来た。2年間くらい色々なことを書いていたのが残ってる、概ね変なことだらけだったけど。それでもなんっていうかまとまった文として残ってる。読んでて面白かった。変なことばっかりだったけど。
これだけじゃなくても、その後色々と使っていて今でも生きているブログサービス、そこに書いてある美術館か映画なんかの感想諸々、こうやって纏まっていると今でも読めるんですよね。もちろんサイトに直接書いてたようなものも残ってさえいれば読める。自分はいわゆる二次創作をして楽しんでいるオタクだけれども、個人サイト全盛期には二次創作ばかりではなくかなりの量の考察も書き散らかしていた、改めて読むと昔はちゃんと言葉に残していたんだなぁと感心する。
なんならmixiにですら纏まった文章としての感想が残っている。
これがだいたいゼロ年代を通してのことで、その後の10年分くらいのありとあらゆる感想や考察(という名の妄想)は纏まったものとならずにTwitterの海に散逸してしまっている。あとでまとめようとりあえず呟いておこうと思ったメモのような感想や考察の切れ端、纏まっていない多くて140字の塊だけがそこここに落ちてるわけだわ。
Twilogをサービス開始の早い段階から使わせてもらっていたのでツイートは全部ログが取れているしそこから遡れはするけれども、相当数の日常のつぶやきに埋没してはしまっているわけで、そういったものだけ改めて拾い出すには労力が必要。何年何月ごろだったかな?なんてアタリをつけて検索したり…と、それってTwitterを始めた頃にはあまり考えなかった弊害ではあるよなぁ。
そりゃ未来に向かってどうなるかなんてあの時点ではあんまり考えてはいなかったから、結果として「しまったな…」とはなるけど遅いと言えばもう遅い。今からでも遅くならないようになるべく色々なものを纏まった形で残して行くようにはしたいと思う。
10年後の自分が読んで楽しむためにね。
(ちなみにとある漫画に関するツイートをTwilogから何年分も遡りながら他の媒体に移して纏める試みをしているのだけれども、相当な時間はかかっている。そしてものすごい膨大な量になっている。これは余談)