あまりに最高な作品に出会ってしまい、ずっと反復してるので思ったことをただただ連ねる。
曲も MV もイラストもアニメーションもすべていいのだが、個人的にはアルバムについてくる「会話記録」というタイトルの文庫本を読んだことで抜け出せなくなっている。
この文庫本は曲の MV にも登場するⅠ~Ⅴ番線ちゃんをそれぞれあの子が観測したさまが書かれている。
あの子というのは MV に出てくる劇場で不安そうにⅣ番線ちゃんに振り向く女の子のことである。
僕はⅤ番線ちゃんが好き
気になってること
極力内容は伏せつつ今のところの気になってるところを書く。これを書いてる段階ではまだ本は1回しか読んでない。(2回読んだ)
Ⅳ番線ちゃんが MV で笑っている理由
選ばれたからという風にも見えるが.....
お互いのことを知覚してないはずなので選ばれるというのはおかしくないか?
後書に書かれていたがⅣ番線ちゃんは上位存在的な思考をしてるからメタ読みでⅥ番線ちゃんの思考を得てる?
この人に愛される性格がなぜ形成されたのか?
中学のころから・天性と表現されているが.....
選ばれるためにこの性格になったと考えてもいいかも
選ばれた末に昏睡状態になっているが.....?
上位者でありたいというのがⅣ番線ちゃんの真の願い説
あの子が「わたし」以外を通して「わたし」を見ることが心底許せなかったが、「わたし」以外を排除できかけている状況にうれしさを隠せてない?
とんでもないやつになってしまったw
深読みしてるが単に振り返ってもらえて嬉しい?
マジックを持っていて意図を持ってフィルムに色を塗ってるからうれしいだけの線はない
Ⅵ番線ちゃんがⅣ番線ちゃんを選んだ理由
2周目読んでわかった
夢の世界以降干渉できないのでより面白い方を取って行っただけ
あの子との隔たりに繋がってしまってることも理解してる様子
> あの子の手を放してまで取るべき選択だったのか
感想
r-906 さん物語書くのうますぎる!!!そして挿入絵がかなり内容や質感をより高めるものになっていたのが良かった。
個人的に好きな挿絵は 16p, 27p の挿絵。ⅠⅢ番線ちゃんの挿絵。かわいい。
すべての会話記録はⅠ~Ⅴ番線ちゃん目線で語られているけどⅣ番線ちゃんだけはあの子目線もあり、文庫本からも優遇を感じた。だが内容は読者にとってⅣ番線ちゃんを心理的に遠ざけるように書かれていて MV の見方がだいぶ変わってしまった。(それが上の気になったことの追及につながっている)
Ⅴ番線ちゃん MV ではへにゃっと笑うⅠ番線ちゃんと見分けが色くらいしか付けられないと思っていたのだが、文庫本を読むと全くそんなことは言えなくなった。思ったよりしゃべりがそっけなくて、態度も若干怖い感じがする。あとがきにもそういうキャラクターだと書かれており、めちゃくちゃ好きなキャラクターになった。(そういうキャラ好きなんだよな~顔が良くてそっけないけど実は○○でした!みたいなやつ)