大人になると「本番」が少なくなる。もちろん大事な日はある。でも大失敗したとしても明日は続くし、会社は続くし、事業も続く。さらに言うと挽回ができるものも多い。
ただ、やはり「本番」は良い。ここまで悔しさを覚えることはないし、引きずるものもない。挽回の機会すらないからだ。
今日はISUCON13(サーバエンジニアの全国大会のようなもの)に出場した。成績はまずまずだった。やりきった清々しさとやり場のない悔しさがある。この悔しさは一生引きずるし、一生背中を押し続けてくれる。
また、自分がいかに足りないかを叩きつけてくれる。言い訳の余地もない。実力不足。感情が動かされることに驚いて安心する。
本番があるって幸せだ。