買い物には運命がよくある

森津あかね
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ガラスペンを手に入れてしまった!

万年筆を手に入れてから、インクや他の軸が気になり、そこからいつかガラスペンも自分のものが欲しいなあと考えていたのだけど、まさかこんなに早く手に入るとは思わなかった。持つべきは近所の文房具売り場である。雑貨屋も良し。

とりあえずルンルンで開封して、手持ちのセーラーの四季織インク(海松藍)を出してきて、思いつくままに適当な単語を書き散らした。たのしい!

ペン先のねじれてるところにインクが入ると、ペン先の形がより綺麗に浮かび上がってきてめちゃくちゃ良い。いい買い物したな……。

目があって、手に取ってしまったが最後、手から離れなくなるのでレジまで持っていく、という買い方が何度かある。私はこれを「運命買い」と勝手に名付けているのだが、今回のガラスペンも運命買いだった。だってあんなかわい子ちゃんを逃せるわけないからね。

運命買いといえば、去年の末にたまたま散歩中に見つけた文房具屋で買った万年筆も、こういう運命に引き寄せられたものだった。

安くなっている掘り出し物の軸を前に思い悩む私に、店のおばちゃんは「今ここで買ったら一生ものよ、これすごく良いものなのよ」と悪魔の囁き(魅惑のセールストーク)をしてくれた。ので、悩んだ末にほいほい2本買ってしまったわけだ。だって軸があまりに可愛かったから……!!(全然後悔はしていない)

せめて仕舞い込むよりは使ってやりたいし愛でていたいので、飾る場所とかを作ろうかなあと考えたりしている。どうやって場所作ろうかな。