たましいを風にさらす

森津あかね
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散歩のことです。

冬の間は寒風にたましいをさらして、落ち込む気持ちを宥めていました。春なのでやわらかな風にたましいをさらしてふわふわしています。

休みの昼間は基本だらだらしてるので、夕方(四時くらい)に急になにかを取り返すように外に出る。

今日はちょっと遅れたお花見がしたかったので、ちょっと遠い公園まで歩きつつ、途中で100円自販機を見つけたので缶のカルピスソーダを買い、公園のベンチでのんびりしながらスマホでノベルスキーを見ていた。外でもSNSするんかいという感じではあるけど、外に出ることに意義があるのだ、たぶん。

公園のベンチに座ってたら、頭上から鳩っぽい鳴き声がするけどちょっと高い声でしゃっくりみたいに鳴いてて、どんな鳩だろうと見上げたのに見つからない、みたいなこともありました。鳥って木の枝にまぎれるのがすごく上手い。

二十数年生きてきて、ここ数日でようやく「体力や筋肉がついたら身体を好きに動かせて楽しいのか……!?」に気づいてきました。たぶん隠しアチーブが見えてきたんだと思う。でもまあ、アチーブを取ろうとするとしんどくなることもあるので、ぼちぼち体力ついたらいいな〜くらいのノリでいきたいですね。