1月27日(計画書の不安/背表紙を眺めるのが楽しい)

nasub_i
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・特に書くことがない1日。穏やかな1日だったとも言える。

・自分の計画書、怪しい気がしてきたな……。「まだ計画段階のものだし、とりあえず多少の議論や概念枠の粗さはあってもいいでしょう」として放置していた部分が、今になってまとめて牙をむいてきた……。や、読んだものや知っているものではなくてこれから読もうとしているものを計画書に盛り込んじゃうからダメなんですが……。

・本の背表紙、美しいから好き。ここ数ヶ月は本を読んでいるより本の背表紙を眺めている時間の方が長い。そんなんだから五流の研究計画書しか書けないのですが……。

・でも正直、実際に本を読んでいるときよりも本の表紙を眺めながら内容を想像している時の方が圧倒的に楽しいし、そのタイミングの方がドーパミンがたくさん出ている感覚がある。もちろん読んでいる最中に面白い表現を発見した瞬間は楽しいんだけど、それは「発見したその表現」に対して快感情をいだいているのであって、読書行為そのものに対してではないというか……。思えば、「憧れている人が面白いと言っているので読んでいるけど、何が面白いのかさっぱりわからない」というのが自分の読書行為の原体験としてあったし、全く面白いと思っていなかったのにその行為(あるいは、その行為を通して得られるものに、具体的には創作に関わる一連の技術)に固執していたので、そもそも読書という行為を「苦痛で退屈なもの」として捉えているという節がある。そういうわけで元気や体力、時間的余裕がなくなると一気に読書をしなくなってしまうという癖が。よくないね。

@nasub_i
耐えがたいものがある