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・「ジムシャニ」更新日。とても読むのがつらい。あれを平気な顔して楽しめるのはマゾか人の心がないかのどっちかだと思う。……いや、むしろちゃんと人の心があるからこそなのかもしれない……。
・「夢」……。自分はとにかく「失敗」というものそれ自体を避けるようにして生きてきたような人生なので(それは経験的事実として降りかからないように自分の人生から排除するという意味でも、また「考え方」という抽象的な次元の意味でも)、それについて語るような資格もないし傷つくに値しないんだよな……。
・本日届いた本(シャニのイラスト集を含む)。『きことわ』は昔に読んだことがあり、また読みたくなったので。内容はほとんど覚えてないけど。幼なじみ的な二人の女性が床に寝転がっていて、長い髪が混ざり合ってように絡まって云々……みたいな描写があったということだけ覚えている。たしか高校生の頃に「百合 文学」とか「百合 小説」とかでグーグル検索してヒットしたものをとりあえずいろいろ読む……ということをしていたのだった。宮木あや子の『雨の塔』『あまいゆびさき』とか、綿矢りさ『ひらいて』とか。中山可穂は(今でこそ河出から復刊しているものの)当時は絶版しているものが多くて、まだamazonのアカウントを持っていなかった自分は手に入れる手段がなかった。そういえば初めていくブックオフでは必ず中山可穂の本があるかを探したりもしてたな……。谷崎の『卍』は普通に挫折した。なんなら川端の『乙女の港』も何となく難しそうで敬遠してた。吉屋信子の『わすれなぐさ』は読んだかな。とにかく検索にヒットしたものから順に読んでたから文芸ジャンルや文学賞ごとの雰囲気の違いとか各レーベルの特色とかもあまりわからず、それ以前に読書のための体力や基礎能力自体が足りていなかった(どちらかというと現代文が苦手なタイプの子どもだった。それでもこの読書経験である程度は改善したと思うけど)ので、読めていたのかと聞かれるとあやしい。そういえば、あのころはまだ(少なくとも文学シーンにおいては)「シスターフッド」という用語は定着していなかったような気がする。
・夕食中にIPPONグランプリをやっていた。真空ジェシカのどっちかが出演しないならまぁいいかなというぐらいのモチベーションだったのだが、たまたまテレビをつけたら放送していたので結局最後まで観た。尖った回答というよりかは順当にお題に沿っていてほどよくあるある感が読み取りやすいような回答が多くIPPONをとっていたような印象。ちゃんと分析的に見てないから勝手なこといってるかもだけど。川島のアフレコのお題が一番笑ったかな。
・ポール・オースター『幽霊たち』を読み始める。変な小説。でもたしかに目的がわからず退屈で、社会的意義が感じられない労働に従事してるときの頭の中ってあんな感じな気がする。