・シスヘテロ女性がBLを愛好する際には男性間の関係の「性器」性が核にあるのに対して、シスヘテロ男性が「百合」を愛好する際にはその関係の「無性器」性が根底にあるんじゃないの?という直感がある。だからこそ「百合とレズは違う」(さすがに以前ほど言われなくなったはと思うし、愛好者の中でもその物言いの無礼さが認識されつつあるという気もするけど)みたいな物言いにしろ、「百合」として名指されるものが容易に「関係性」みたいな脱性的な表現に代替されがちという傾向にしろ、その事実を端的に象徴してると思う(先日の作業から、「百合」ってなんぞやと考え巡らせていたときのメモ書き)。
・まぁ、そこに女性が二人いるのなら直ちにセックスがなされるべきだと自分は思いますが。エッチにはもっと真剣になった方がいい。
・「概念の所有権をめぐる闘争」←これって「言語」の事らしい
・マグリットの評伝を読んでいた。評伝とかいうジャンル、自分の想像力ではひねり出せないような奇抜なエピソードがいっぱい登場してきて楽しい。ところでマグリッドの《ゴルコンダ》、あれは「複数人の人間が直立で宙に浮いている」と解釈するのが一般的な筋なのね。今まで「雨粒のように人間の群が降り注いでいる」といったように読んでいた。でもこの筋もそう悪くもなくない? まぁ確かに空が晴れてるっぽいからちょっとズレた解釈ではあるけれども……
・でも、この「誤読」を起点にすればなんらかのテキストを生み出せそうではある。それこそシャニの二次創作に活かせないかな……? まぁ実際に活かせるかどうかにしろ、特定の絵画とそれに対する解釈を起点にフィクションを構築する……という手法、使えといて損はないかもしれない。
・そういえばわぷ、何気に毎週観てる。今のところちゃんと全話面白くてすごい(ひろプリは11話ぐらいで脱落してしまいました……)。というか、キャリーケースの中に隔離された別の次元の世界があって、主人公がそれを持ち歩いてる……ってこれ、リバース:1999で見たやつだ!!! いやたまたまだとは思うんだけど……それともどっかに元ネタある? あるんなら知りたいが……。しかしこれ、概念枠を弄くり回したらいろいろと言及できそうなモチーフだな。それだけ示唆性に富んでる。美しい……
・リバース:1999、普通に一生の途中で止まってる(ああいう長いシナリオを後回しにしがち。GRADもLPも相当数積んでるし)のだが、依然気になってはいるんだよな。何より作中の「ストーム(雨)」と「キャリーケース」のモチーフが美しすぎて……
・ヴェルティ……ヴェルティ……𝓥𝓮𝓻𝓽𝓲𝓷…………♡(突然の発作)。もう名前の響きから美しくてすごい。名前を口にするだけでドキドキしてきた。もしかしてこれが「恋」……?