1月の私のオタク活動月刊誌
今月は月初めにBOOKOFFのセールで大人買いをしたので、マンガが多め、小説は現代文学と古典文学を交互に読むようにしてます。売りに行ったはずなのに、売った本より買った本が多いのは平常運転。
ネタバレしてるかもなので注意
今月の決算
本:62冊 37h 映画:18作 35.5h アニメ: 18h ゲーム: 68h
エイリアン
見えないからこその恐怖
#映画
リドリー・スコット監督の映画はブレードランナーしか観たことがなくて、これが2作目。
同じくSFであるブレードランナーとは違い、ホラーということで作りが全く異なっているところや、世界の清潔さの違いが観てて楽しかった。
SFホラーの金字塔的存在であるためどこでも見るような設定ばかりで当時のような斬新さが消え失せているように感じる。
もちろんその理由はこの作品が王道となって真似され続けてきたからなんですけど、今更観る必要はなかったかもなと思った。
それでもストーリーの作りが凄く良い。
そういえばナポレオン観てないや
老人と海
ずっと魚の話してる
#小説
話がぜんぜん分からなかった
10年後もう一度観ることにします
ハリー・ポッター 秘密の部屋
面白い、、、面白いんだけどね、、、
#映画
愛され続けている理由はよくわかる
でも、ちょっとご都合展開すぎたり結局のところ校長などの周りに愛されているだけ感が否めないと感じた
個人的にはマルフォイの方が感情移入できて好き
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
これこそ家族みんな楽しめる映画
#映画
子供にとっては単純ながら要所要所で笑える映画
大人にとっては懐かしいBGMのアレンジに浸れる映画
今作はマリオは現実の人間で、ある日突然、土管に吸い込まれてキノコ王国に来てしまうところから始まる。これがマリオと観客の立場が一致していて物語に入り込みやすい。
その後にピーチ姫にこの世界の常識を教えてもらう展開で、いつもの囚われの姫ではないというのに驚いたが、これが予想以上に素晴らしかった
現代風な設定でありつつも、それが無理矢理ねじ込んだという訳ではなく、あくまでこれがベストだったというのが感じられる
90分という短い映画だったが、マリオの良さが凝縮されていて面白かった
黒子のバスケ 全巻
これぞジャンプの王道
元々BOOKOFFにクズの本懐を買いに行ったのに置いてなかった
だからといって本が20%OFFなのに何も買わない発想は毛頭ないのでこっちを購入。スポーツマンガが久しぶりに読みたい気分だったので全巻一気読みしてしまいました。学生の特権です。
結果は、全30巻、8時間20分で読み切りました。大体1巻16~17分ペース
内容の方は、ストーリーは王道展開でも、みんなカッコよすぎて永遠に観ていられる。
特に私が好きなのは誠凛の2年の日向!!! 木吉との関係性が好きすぎるんだよなーーー!!!! ほんとに沁みる
次点で陽泉高校の1年の紫原。あんなにコートの中ではバスケが嫌いなヒール気取ってた奴が最後にゾーンに入るのがいい、、、
その後敗北して大泣きするのもさらにいい、、、、、
響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜
1期が2015年なの本当に受け入れられない
#映画
ユーフォニアム3期に向けて正月の特番が組まれてたので観るよね。当然
でも1期の総集編映画は撮り損ねた
やっぱり久美子の主人公ぽくない性格が好き。黒沢さんの声がベストマッチ
この間、原作小説を立ち読みして気づいたんですけど、大前久美子じゃなくて黄前久美子なんすね知らなかった
響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜
100分は短いよ足りないよ
#映画
3年が卒業して久美子は2年になり新体制となった北宇治 原作の第2楽章 前後編の映画化
映画を当時観に行ってなかったのを後悔した 演奏を映画館で聴きたかった。観に行けばよかった
リズと青い鳥
美しいがこの映画の評価にいちばん適している
#映画
ストーリー構成は童話「リズと青い鳥」を通して傘木希美と鎧塚みぞれの関係性を深掘りする形
第一に表現が素晴らしくて
映画らしさがあり、ゆったりとしたテンポを保ちながらも各キャラの感情の機微が短いカットで詰め込まれている。それも丁寧に
例えば驚いたときなら少し跳ねる手、振り返るときには遠心力で膨れ上がるスカートにカメラが寄るという感じで
どれだけ人間観察したらこんな素晴らしい描写考えられるんだ、、、
第二に人間関係の描き方がすごい
同じ大学を志望していても、のぞみとみぞれは仲良しのはずがすれ違っている。部長と副部長は言い合いながらも仲がいい。という関係性が対比的で好き
他にも最初から最後までのぞみとみぞれのどちらがリズなのか、青い鳥なのか明言されずに、こちらに判断を委ねてくる
芸術点が高すぎますってこれは
映画の中で感情が暗示される描写が多く、推測が楽しい映画だった
やがて君になる
重い方の百合
#アニメ
アニメを観たけど終わり方がめっちゃ中途半端でいい加減にしてほしい。原作買いたくなっちまったじゃねぇか。
アニメの大部分を生徒会の劇を復活させるための準備をしているのに肝心のその劇がアニメ化されないという。当時は荒れたんだろうな。
大人しく全巻大人買いします。
サバイバー チャック・パラニューク
棘のある表現が好き。冷めた思想が好き。全部が好き。
#小説
この作品の全体のストーリーは個人的に好みではないが、表現は流石の一言。カッコよさは随一。
登場人物の話し方は一見冷淡でさっぱりしているが、そうして語られる思考や行動は芯のある一本の柱のような思想があってかっこよすぎる。
今度は同作者のインヴェンション・オブ・サウンドを買う
あらすじから面白そうで、児童ポルノサイトで行方不明の娘を探し続ける父親の話。
ハリー・ポッター アズカバンの囚人
惰性で観てる
#映画
タイムスリップして最後に違和感があったシーンを回収していくSF的展開は好き。でもハリポタが好きなわけじゃない。
クズの本懐 横槍メンゴ
推しの子で有名な横槍メンゴの過去作。[[推しの子]]で有名な横槍メンゴの過去作。
#マンガ
最近私は女の人が描く人間関係の面倒臭さとかどろどろした作品が読みたい時期なのかもしれない。体がどろどろを求めている。
この作品もその傾向の中央線をなぞるようなお話で、地獄みたいな恋愛を繰り広げている。キャラの思考とか感情とかがしっかり描くタイプで小説のような読み心地になる。
女の子のイラストは本当に可愛らしいけど、男の子の体のパースが明らかに不自然で男を描くの嫌いなんだろうなって伝わってくる。推しの子のアクアはカッコよく描けてたのを知ってるからそのギャップで面白い。
いい意味でも悪い意味でもドラマ的すぎて、最終回は広げた風呂敷がきれいに畳めていない印象を受けた。ヌルっと終わってしまった印象。
私は皆川茜先生が一番好きです。でも現実では会いたくない。
あずまんが大王 あずまきよひこ
ゆるーい世界観で安心して読めるのが良い[[よつばと]]の作者の過去作。
#マンガ
こちらは全ての話がアニメ化しており、コレクションとして原作マンガ全3巻を購入した。驚いたのがこの頃から絵のタッチがよつばとと変わらず、特に読みづらいということもなかった。
4コマということもあり、よつばとと比較するとショートな笑いで、よつばとでたまにある心に沁みる回みたいなものはなかった。それでも笑いのテイストは下ネタもなくて(木村先生を除いて)、シュールな感じが私が好みだった。
やはり海外のミームでよく見かけるだけあってキャラの個性が強く愛されるだけある。私は大阪と榊さんが好き。
タコピーの原罪 タイザン5
なんで今買ったんだ私は
#マンガ
電子読んだのにわざわざ実体を手元に置きたくなる性を持って生まれたのが悪い。
しずかちゃん可愛い。
荒ぶる季節の乙女どもよ 岡田麿里 柄本奈央
思春期を荒ぶる季節って表現するの最高
#マンガ
文芸部の女子高校生5人を中心に描かれる。それぞれの性への向き合い方のマンガ。こうやって文章に起こすとお硬いマンガに見えるけど実際はそんなことない。
原作の方が あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない の原作もやっている人らしい、今回調べて知った。すごい人だ、、、
ところどころにギャグが入っていても作品の根幹となるテーマの真面目さが失われるということはなく、読みやすさに繋がっているのが本当にすごい。
最後の色おにの展開はあんまり好きになれなかったけど、全員の恋愛の結末がしっかり終わって次に進んでいくストーリーがとっても好き。
個人的に本郷さんの恋愛が観ててグッとくる。恋を実感するところからキャラ崩壊とも言える、今まではしなかったことをしてアピールする姿が本当に良い。。。
ハリー・ポッター 炎のゴブレット
ようやく主人公周りの人間関係が変化してきた
これまでよりは遥かに面白くなってきたけど、潜る試練のダンブルドアのいつものグリフィンドール贔屓が直っていなくてその点だけは好きになれない。
ホグワーツの先輩の人が超カッコいいくらいしかもう覚えてない
満州アヘンスクワッド (15) 門馬司 鹿子
毎話毎話ドキドキさせるのがうまい
#マンガ
今巻では紅幇と工部警察を相手に途轍もない度胸で翻弄する李華が恐ろしくもカッコいい。惚れた。正直満州とか上海の歴史を知らなくともサスペンス要素だけでも楽しめる工夫が施されており、とっても読みやすい。
主人公の仲間が日本人、中国人、モンゴル人、ロシア人と満州の五族協和の精神に則っているのも結構好き。まあやってること麻薬販売だけどね。
ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団
秘密の組織を結成するとかワクワクする
#映画
ハリーが新体制に反抗して実践的な魔法の使い方を教える展開は正直ここまでで一番好き。間に権益おばさんが作った学校のルールがどんどん増える様子が挟まれる構成は、時間の流れを感じられるし何より観てて楽しい。
最後まで観る元気が出てきた
ハリー・ポッター 謎のプリンス
スネイプがかわいい
#映画
たしか今回ようやくスネイプが闇の魔術に対する防衛術の授業を担当することができた。前作みたいな顔芸が見れなくて残念。
ロンのクィディッチで活躍するときのドヤ顔が面白すぎ
ハリー・ポッター 死の秘宝 part1
ロンがやっぱりカワイイ
#映画
前編ということで中途半端に終わるのですぐにPart2を観た
ハリー・ポッター 死の秘宝 part2
最後の最後まで魔法ワールドに入り込めなかった
#映画
ということでPart2を観た。今までのキャラが全員集合はやっぱりアツい。
観てから1週間後くらいに書いているんですが、もう記憶が殆どない。ちょっと観るのが遅すぎた。せめて小学生の頃に触れていれば、、、
コンビニ人間
不気味すぎる小説
#小説
同作者の短編集[[生命式]]を読んで作者に惚れて、代表作も読まなければならないと思って購入。
2016年の芥川賞受賞作。
あちらは世界の常識が現代と異なっているのに対して、コンビニ人間は主人公の価値観が世界の常識と異なっている。
主人公の古倉の考えは純文学らしい極端で変人なんですけど、共感できるポイントが多くて短いのに濃厚な読書体験だった。特に共感したのは「店員になることで世界の正常な部品になれる」という考え。普通社会の歯車というと皮肉的な悪いイメージな気がするんですけど、ここでは肯定の意味合いであり、衝撃を受けた。
この人には自分の中に個人が存在していない。その表現として服装や喋り方は全て真似事であり、それを本人は真面目に行っているのが恐ろしくもあり、面白い。
自分の考えが一変することは無くても、考え直す機会を与えてくれる純文学というジャンルがやっぱり好き。
ガール・イン・ザ・ミラー
個人的に原題のLOOK AWAYよりもガール・イン・ザ・ミラーの方が好き
#映画
この作品は単なるホラーで終わらない映画。
カナダ映画 ホラー作品 R15。カナダはアメリカに近すぎて監督がカナダ人であっても、アメリカに行ってしまう事が多くジャンルとして成立していないらしい。ライアン・ゴズリングもカナダ人だけど、もちろんハリウッドで仕事をしているし。
普通におっぱいが出るので家族で見る場合には注意。
主人公:マリア MARIA
鏡の中:アイラム AIRAM
のように鏡の中の彼女は主人公の名前の倒語になっている。
全体的に北極圏を思わせる薄い色彩と清潔さががあり、返って怖さを引き立てている。
父親は誕生日プレゼントに車じゃなくて、整形なのすっごくやだ。父親の仕事が整形外科医というのも関係しているがチョットやばい。母親はヒステリックで心配性な感じといい、悪いことが起きる予感しかしない。主人公の女優のこの幸薄そうな美しさがこの作品にマッチしている。かわいい。
鏡の中の彼女が別の動きするシーンはどうやって撮ったんだ??ラストナイト・イン・ソーホーでも見たけどやっぱり意味わかんなくてすごい。
ラストナイト・イン・ソーホーでも似たような構図のカットが各所で見て取れた。鏡を扱うホラーというだけでけではないはず。ベットで仰向けになるシーンとか。言葉にするのは難しいが誰かに共感してほしい。(この作品のほうが先に公開されてる
親は自分が喜ぶものではなく、自分を飾り立てることしか考えていない。
親友は彼氏を取られると考え、いたずらしてくる。
クラスメイトはいじめてくる。
そんな状況が続き、鏡の中の自分にしか心を許せない。
鏡の中の自分に手を重ねてキスをすると入れ替わる。使い古されてはいるがいい表現。なのに作中で一回しかしないのもったいない。
アイラムに変わって復讐劇が始まる。ニヤニヤしてて怖い。目つきが怖い。エロティックさを孕んでいるのも怖い。
ここで注意しなければいけない。二重人格かつ復讐劇というのはFight Clubと共通しているが、タイラー・ダーデンが"理想の自分"であるのに対して、アイラムは"もう一人の自分"であるという点が異なっている。両者とも元の人格が取れない行動をしていい方向に進もうとしている点は同じ。
アイラムはマリアの言えなかった本音を言っているというのがすごく良い。王道のストーリーでは主人公とライバルは同じ目的を持ち、異なる行動を取る。その関係性をこの作品は鏡の中の自分という形式で表現している。関係性の構図がすごくおもしろい。俺好み。
親友をアイラムが殺したあとにマリアにアイラムが「後悔しているか」と聞くとマリアは否定しない。その同調する様子を、動きのシンクロという描写で分からせてくるの好き。
最終盤の父親を殺すのは殺された片方の娘がアイラムということで、理解はできるが少しありきたりすぎると思った。ここは少し残念。
ラストシーンでマリアが胎児のように丸まったポーズで母親に抱かれて寝るのを観てオチが予想できてしまった。映画を見続けて得た成果というべきか、邪念が入って楽しめなくなったと悲観すべきか。
今まで観てきた映画の中でも評価高い。1h40mとは思えない満足度で本当に面白かった。
向日葵の咲かない夏
ミステリーはほんとに読む手が止まらない
#小説
妹がもう死んでいるのは最初で分かってしまった。これが物語のオチだったら大丈夫かなと思っていたら、主人公の頭の中で繰り広げられる物語を私達は読まされているという終わり方で度肝を抜かれた。
作中人物がほぼ全員おかしな人で事件に関係ないのにヤバい人がいたりしてちょっと面白かった。
感想を書いてるのは読んでから2日後くらいなんですけど、理解できないというかどうしてそうなったか作中で語られない、分からない狂い方している人達に共感できない。共感できないから思い出せない。この気持ち似てるなって思ったところがないからかな。
デイ・アフター・トゥモロー
気候パニック映画
#映画
久しくこういうパニック映画とかファミリー映画系を観てなかったのでなんだか懐かしい気分になった。
パニック映画の中で起きるパニック=危機はゾンビであったり、宇宙人であったり、テロ組織だったりするがこの作品では大災害が起きる。(大災害を見るとメイルストロームと読みたくなってしまうのは虐殺器官のせい。あっちは大災禍だけど、)
地球温暖化が叫ばれている状況下で逆に地球が凍りついてしまうという発想はアンチテーゼが効いててとても好き。
やはりファミリー映画だからか被災者同士の物資の奪い合いとか、隣国の避難民の受け入れ拒否みたいな汚いけど現実っぽいお話は一切なかった。
遮光
俺が求めていたのはこれだ、、、
#小説
純文学とは暗くて弱い人間の部分をむき出しにした作品だと個人的に思っている。読むことで主人公に共感して救われる。心の中和剤の役割を果たしてくれる。そんな気がする。
今月見た作品で一番好きなんだけど、この作品の感想が書けない。
読んでから3日は経ってるけどまだ咀嚼しきれてない。
純文学の感想って難しい。あらすじ紹介したところで面白さは伝わらないし、かといってこの部分が好きと書き連ねても原文の持つ素晴らしさの一割にも満たない。
中村文則さんの「銃」も買いました。
メイズ・ランナー
謎は謎のままだったから良かった。
#映画
この作品は唐突に始まる。観客は主人公とともにメイズに放り出される。この没入感が最高にイイ。メイズとは何なのか。サプライボックスとは一体。
男しかいないムサイ空間で走って迷路を駆け抜ける。ただそれだけ。走って逃げるという単純な構図だからなのか、汗まみれになって筋肉質な男が走るだけなのに謎の魅力がある。
全3部作で、2も続けて観たんですけど序盤20分でリタイアした。なんでか分からないが、急にチープなストーリーに耐えられなくなった。
アリータ バトル・エンジェル
原作を読み返したくなった。
#映画
銃夢をハリウッドで実写化した作品。原作の銃夢はAKIRA、攻殻機動隊とならんで近未来SFを創り上げた偉大な作品(と個人的に思っている)。原作は画力が高くて美しさとエロスを兼ね備えている。好き。
主人公のアリータが3DCGなのでアクションは観ていて気持ちがいい。ただ、目が大きすぎて怖かった。アクションが本当に素晴らしく、おそらく刃牙のトリケラトプス拳のオマージュが取り入れられてて笑った。
ラスボスのベクターの俳優がグリーンブックで良いイメージしかないマハーシャラ・アリだったから最後まで悪そうに見えなかった。
幼女戦記(29)
マンガを見るたびに思うんだけど東條チカさんって何人いるの?
#マンガ
幼女戦記はアニメ2期の続報が一生なくて泣いてる。2019年には幼女戦記もこのすばも映画が公開されて、このすばは今年の春に3期が放送するというのに、幼女戦記の2期は来ない。2023年放送予定だったはずなんだけどな。
じゃなくて、コミカライズは原作を読んで内容を知っているはずなのに、描き方が上手なのか、新鮮な気持ちで読める。原作ではターニャのシニカルなモノローグが面白い。それに対して、コミカライズ版では会話劇と、圧倒的な画力で魅せられる。(あとターニャとヴィーシャの百合要素も多い)俺が知っているコミカライズの中で一番出来栄えがいい。
アニメ2期待ってます。
キングスマン
A rule makes a man.
#映画
とにかくアクションが良い。なんていうんですかね、緩急が付いてるというか、よくわからないけどすごくいい。
昔のスパイ映画のようにスパイ道具豊富で明るく楽しくハイテンポ。こういうのが観たかった。分かる。
映像はリッチな仕上がりで、それだけでも楽しめる。出てくる小道具すべてオシャレでハリーの仕事部屋とか少年の憧れでしょ。あと、敵の女の人の両足義足がカッコ良すぎね。私の感性が成長してないかも。
007のボンド・ガールみたいな悪習を受け継がない青少年エグジーはすっごい好感持てて、エグジーの成長物語としても楽しめる。
サミュエル・L・ジャクソンはやっぱカッコイイ。
コリン・ファースってハリポタのヴォルデモート卿なんだ。特殊メイクが濃すぎて全然わかんなかった。
エイリアン 2
ジェームズ・キャメロン味が出すぎてホラー感が崩壊してる、、、
#映画
リドリー・スコット監督が生み出したSFホラーの金字塔が崩壊したように感じて駄目だった。世間では評価されているらしいがアクションへの転進は大衆映画らしさ満点で観ていられなかった。
正直エイリアンの良さは未知であり、そこにいるのに姿が見えず、周りの卵を産み付けるなどの生態がハッキリしていくストーリーが得体のしれなさを掻き立てていた。
リプリーのキャラを押し出す設定てんこ盛り。女の子のために行動する彼女を観る映画って感じでちょっとがっかり。
エイリアン3は大好きなデイビッド・フィンチャーなんで観ます。
キングスマン ゴールデン・サークル
マーーーーーーリン!!!!
#映画
今作の敵キャラも頭が悪い。褒め言葉です。
前作がエグジーの成長物語なら、今作はキングスマンの再編。セルフオマージュが多く「A rule makes a man.」がもう一回観れて大満足。
相変わらずアクションの出来が素晴らしく、マーリンが「私も戦います」って言ったからどんなアクションをするのかと期待したが、すぐに爆死した。でも死に様カッコよすぎね。
中盤で出てきた雪山の頂上にある建物ってインセプションでも観たやつだよね、多分。
カンボジアだし副題はゴールデン・トライアングルで良かったのではと思ったが、気にしない。
るなしい
絵が!!絵が下手すぎる!!!
#マンガ
親がアメトーークを見て、1から3巻まで買ってたので読ませてもらった。
あまりマンガらしい、爽快さのない話で高校生がマルチをする話。現実味のない絵が不気味さを掻き立てて、逆に想像力を掻き立てる。
正直私の好みではなかった。何故かおやすみプンプンを思い出した。