幼い日の私が欲しかったもの

nasumodoki
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千と千尋の二次創作を読んだ

なんか、なんか、いいなって思った

幼い私の欲しかったもの

私のことを見てくれる家族

怖くない寝床

帰ることを迎えてくれる家

触れて、撫でて、褒めてくれる手

私への視線

泣いた時、寄り添ってくれる人

私の言葉をちゃんと受け取ってくれる人

あれもこれも、全部欲しかった

今、26になって手に入れたものもある

満たされたものもある

幸せだと思っている、この上なく

大切な人がいて、本当の意味で生活に困ることはなくて、頼れる場所がある

自分のための安全も、もがいてもがいて手に入れた

あぁ、それでもやっぱり私はどうしようもないほどに自分の家族が欲しい

子供はいらない

誰かの作った家族の一員じゃなくて、私と相手で選んで作った家族が欲しい

なんかそんなことを考えしまった

独り身は楽だ。私は自分の人生にも責任を持てない人間だと思っている

動物を迎えることも、向いていないと思う

人と共に生きることも、多分難しさが沢山ある

私はいつまでも、子供の頃からずっとずっと変わることなく、幻想の中の「家族」を求め続けている

大切にしたい人を、今の私が出来る精一杯で大切にして、その繋がりの中で生きていくのが多分今の最良だとわかっている

今日は部屋が広い。きっと布団も広い

そこにいるはずの誰かを求めて眠るのだろう

多分これからもずっと

@nasumodoki
肝臓と寿命を生贄に健康ダイエットしたり、メン・ヘラ子があーだこーだ駄文を書き連ねる。冷静を心がけてるただの日記