今日は湖春ぴめ花のお誕生日観劇!今回少年役ですっごい目立つと前情報あったからたのしみ♪うれしい♪ぴめの子役は絶品って冬霞でみんなにバレたからしょうがないね!
連日観劇ってなんてぜいたくなんだろうね……当日の朝まで11:00公演だと勘違いしてたせいでめっちゃ余裕持って到着できた!
余裕あったから開演前にポスターとってきた🌈並んでたね〜
ビジュアルチケットがほしかったのに友会当選が初めて(パガド消えちゃったから)だったせいで、発券方法の名前の違いがわかんなくて、ノーマルチケット発券になっちゃって爆裂にへこんだ。ほんとに泣いて駄々こねるレベルで死ぬほどへこんだけど、ひとりだから耐えた。でもやっぱり諦めきれなくてお隣の方にお願いして写真とらせてもらった。おかげさまで少し成仏。自分の観劇日が入ったビジュチケほしかったよ〜…友会嫌い…
お席、みやすい!一階12列34番で1234だった☀️視界いっぱいが舞台で没入感すご〜いだった。そんで今日は両隣めっちゃ環境良かった!前の人の座高が高くて銀橋センターが見切れるのは痛かったが…やっぱ尻を厚くするしかないんか?嫌なんだけど…
◆一幕感想
なんか食べたことある味するな…アッこれ花組版ネバセイだ!前評判があんまりだったけど私は好き。食いなれた味がする。ショーがない分演目内で色んなショーシーンがあって、一本物なのにダンスの花組がお出ししてもらえるのはありがたい。衣装が地味?なのもその時代っぽくて私はなつかしさに感じた。でも確かに退団公演としては不満っていう気持ちもわからなくはないな。
せーのがとにかく顔がいいし声も好きだからナレーターでいっぱい喋ってくれるの嬉しい。一生ジーパンせーの脚が長い。冒頭のレインボー巨女たち、緑のだいやがあのんボーイばりにうっふんしてて最高だったし、藍色の人顔が好き〜って思ってたら案の定海叶あさひだった。あさひさんの顔に勝てない。
柚香さんのピアノがあってよかったり、ぴめ花が超絶いい役だったり、コゼットの愛ちゃんがウルトラキューティースイートマカロンちゃんで食べちゃったり、らいとのきらきらを浴びてだいやのギラギラを浴びさせられてはなこくんのオンナにされてほずみのイケに殴られて忙しかった。花組はほんとに解像度が低くてガビガビなんだけどそれでも名前と顔がわかるレベルの花路線たちはほんとに顔がいいな〜…
途中明らかにはなこくんにバレた(と錯覚させてもらえた)場面があって、ずっとこっちガン見しながらかっけ〜顔で踊られてほんとに好きになっちゃうところだったメロね。危なかったメロ。
◆二幕感想
虹もなくなっちゃったわよ。
結構絶望的な状況ではじまった二幕。あかさん許せへん。柚香さんは尋問、ぺぺは収容、まどちは慰問歌姫として戦地へ。自分でも驚いたんだけども、そのシーンでまどちが歌った♪待ちましょうで爆泣きしてしまった。自分にとって大事な夢千鳥の印象的な曲で、元宙組トップのまどちが、同期のみねりが歌ってた曲を、っていう感傷と、歌詞がいまの宙オタに刺さってしまって…一回スイッチ入っちゃったらその後もパリのふるいシャンソンラッシュでデリシューの原風景を思い出してまた泣いて、も〜べちゃべちゃ。その後のイヴとぺぺの再会にもべちゃべちゃ。
すごいいいなと思ったのはあかさんとまゆぽんの(の役の)関係。あかさんは自分のプライドを傷つけられた腹いせにアルカンシェルをドイツに売って、自分もまゆぽんに傾倒してドイツ側について、いいように利用されている。めちゃくちゃ恥知らずでかっこわるいんだけど、あかさんパワーでみっともなくはなってなくてお見事…まどちに二度振られてて悲しいね。
ネタバレだけど、最後あかさんはパリを守ることをおそらく反射的に選び、自分の誇りとか未来とか社会からの信頼とかまゆぽんへの心酔とかそういうものすべてをかなぐり捨てて引き金を引いたわけで、あそこのあっけなさと慟哭のよさったら。ドイツ人でもフランス人でも撃たれれば死ぬし、撃てば殺人。どんなに尊敬してても止めなければならないことがある…とかそんなことを考える余裕もなく咄嗟に殺してしまって、めちゃくちゃになったあかさんの悲痛な叫びと子供みたいにうずくまる姿とまゆぽんの物言わぬ死体の対比が超良くてやばかった。ここが一番脳汁出た。こういう感情の濃縮された演技ってたすかるのだ…
◆総合感想
良くも悪くも小池先生らしさが全面に出てる作品だな〜と!①みんなでたのしく自分たちの国のショー(お祭り)やってたら②軍事圧力がかかって③怖い政府の人がヒロインを気に入って④圧力をかけられて⑤レジスタンス(センチュリアオリンピアーダ)結成※主人公は不在⑤状況は悪化⑥主人公もカマラーダ加入⑦仲間の裏切り⑧ヒロイン奪還⑨悪い人が仲間に殺される⑩さようならは言わないわ アルカンシェルかネバセイかクイズができるな……フィナーレの構成もほぼ一緒だったけど娘役が男役の上着(マント)回収が好きだから個人的にはたすかった。
私は個人的に好きだったけど、変な刺さり方をした自覚もあり…ただ、ショーがない中でジャズ、ラテン、クラシックその他もろもろ幅広い場面があったり、ピアノを弾く柚香さんをまた観られたり、限られた中では色々詰め込んでくれてる!って思った。色々大変だった花組さんと花組ファンを励ますような内容にも見えたし、歌もストーリーも素敵だった。
この日私があんまり泣いてるもんだから隣のおばさまが話しかけてくれて、よかったよね、自分は好きだったって感想を共有してくれたり、れいまどちゃんの話で組み替え前の宙組の話になってもネガティブなことは言わず潤花のことを褒める話題を出してくれたり、色々お話ししながら駅まで一緒に帰って「またどこかで会いましょうね」とお別れしたのはすごくいい思い出になった。