作中における南雲の目的についての妄言
※ナグリオの人間が書いている
私は散々「南雲は死んだ赤尾のことを8年追い続けているのが理解できない、行方不明で探しているか、せめて赤尾の仇が生きているならその復讐のためだって理解できる」と言い続けていたけれど、それは嘘で、おそらく目的はこれだろうなと予想がついている
なんで理解できない振りをしていたかと言えば、私は南雲に一生赤尾のことを思っていて欲しかった、＝南雲の目的が一生達成されて欲しくなかったからで……、それはまあ、私の推しカップリングが南雲×赤尾だから……仕方ない……
南雲は単に、親友であった赤尾が最後まで自分たちを裏切っていなかったこと、つまりは赤尾は最後まで自分の親友だったのか？を確かめたいんじゃないかなと思っていて、まあこの理由で異性の友人の足取りを8年間追い続けていたのはだいぶ怖いが理解はできる
この目的であれば、赤尾自身が生きていなくても、その死の真相を突き止めれば南雲の目的は達成されるし、そうなるべきなんだろうなとは思う(南雲がこれからも生きていくのであれば)
→ので、有月の記憶の赤尾に聞きたいことがあるのは不自然ではない(有月は赤尾の死の真相を知っているはずなので)、というところにも意外とつながる気がしてる
でも多分、死んだと思った親友の仇が目の前に出てきたからドスッと一発心臓を刺してしまった(未遂)んだと思う
なのでまあ、南雲の憑き物って最初から示されている通り「赤尾の死の真相」を知れば落ちるものなんだと思う 赤尾が坂本と南雲を裏切っていた場合はめちゃくちゃになるかもしれないけど、メタ的に見てもここまで来て赤尾が裏切ってたってことにはならないだろうからそこは考慮しなくていい気がする(アルカマル爆破は関わってた可能性あるけど、殺連を裏切った＝坂本と南雲を裏切ったではないため)
そこまで考えた上で！！！それでも私は！！！南雲にはずっと赤尾のことを思っていて欲しいし！！！なんなら最終的に空港で待ち合わせして南行きの飛行機で地獄に行って欲しい！！！(むちゃくちゃ言う)
あと余談だけど、南雲関連の感想とか考察とか見ているときに「坂本は妻(もしくは子)、赤尾は晶が一番大切だから、一番になれない南雲がかわいそうだね」的な話をそこそこ見かけて、うまく言えないんだけど、人間にとって大切な人って一番大切な人だけが居ればいいわけではないし、それぞれにちゃんと親友だと思われていたなら「一番」ではないことを憐れむのはなんか違うなと思った(本人が一番大切になりたかったって言ったらここは手のひらを返します)