冬の朝に飲むココアと果物の皮むき

natsumi3
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朝飲むココアがすき。いつも飲む時は自然とお爺ちゃんが頭に浮かぶ。バンホーテンの無糖でよく作ってくれてたなあ。

つい数年前までは、毎週(金)に生姜たっぷりジューシー餃子、ポテトやチーズ入りの皮ふやふや春巻きを交互に堀口家へ届けてくれるのが定番だったなあ。

塾に通ってた頃は、学校後家に着くと「おやつある〜?」と電話がかかってきて「干し芋も焼き芋も白菜の漬物もあるよ〜」って言うのに。持ってきてくれて、ずーっとお喋りしてて。

あの頃は今ほど気付けなかったけど、今となっては本当にサービス精神に溢れていて、尊敬するところばかりなお爺ちゃん。

この先ご飯を届けてくれる日が訪れることはないけれど、これから先もたくさんの思い出たちが生きてくれる予感。

そして、お爺ちゃんとお婆ちゃんが作って毎晩持ってきてくれたごはんは今ではどれも大好物。

やっぱり食べ物は色んな思い出を記憶してくれる。

ココアの話から終着点がここになってしまうくらいお爺ちゃんへの想いを文字に起こすとキリがない。

果物の皮をむくことが好き。

小さい頃するする〜っとりんごの皮をむいているお爺ちゃんが羨ましくて「教えて教えて」とよく言ってたなあ。

あの頃は身の部分をたくさん削ってしまいりんごが小ちゃくなったりで、くううう。となっていたけど今となっては楽しい作業。

最近は事あるごとにおじぃちゃんとの思い出が頭に浮かぶ。会って話せる日は先になりそうだけど、元気にしててねーまたあの笑顔みたいよー