双子の姉の結婚式のはなむけの言葉。を任された。ドラマでSNSでこれまで何度も見てきた、冒頭に話すあれだ。まさかそんな日来るなんて、5年前の私は想像をしていなかったであろう。
だが、不安ばかりという訳ではない。むしろ少し楽しみわくわくした気持ちが溢れている。
こう思えるようになったのはいつからだろう。
小学校の頃から朝礼のスピーチがとにかく苦手で仕方なくって、全人類が私のことを見ているみたいな気持ちになって、赤面する日々だったが。高校のチアダンス部、前職の生命保険の営業経験を経て、人前で話すことへの抵抗があまりなくなった。
「120%の準備をしていれば本番100%の力が発揮出来る!」ということを身を持って体験したから。
練習でたっくさん緊張しておいて、本番は楽しむだけ!これが出来るようになった。
最初から「楽しむ」なんてことが出来たわけではないけれど、少しずつ慣れていった。
チア部の経験はやはり偉大。
これを教えてくれたのは顧問の山崎先生。
ほんとうにありがとう。出会えてよかった。