たった15分、されど15分

natsuoto
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2023年は一つの目標を達成して、節目になる年だった。2024年は第二章だね。と、数年間私の話を定期的に傾聴してくれている人から言われた今日はじめて、第二章、新たに始まる仕事のことについて考えた。

その人に説明しながら、私の仕事スタイルは、「自らベッドサイドに足を運び、ケアをする、話をしに行く」というものから、

「部屋で座って待ち、迎え入れ、話を聴き、適宜助言指導する」というものに変わるんだ、と、わかった。

患者さんに「来てもらう」うえで、今まで以上に信頼関係が必要不可欠になるんだな、と、思った。

そして、たった15分、されど15分、忙しい社会生活の中で足を運んでもらったその15分で、疑問や不安を解消し、正しい知識を日常に持ち帰ってもらい、少しでも自信を持って安心して健康管理ができるといいと思った。

来てよかったと思ってもらえる15分になるように、患者さんの不安や疑問が少しでも晴れるように、自信を持ってお答えできるように、今から正しい知識を身につけ直して、第二章、挑戦していきたいと思った。

これは個人的な話になってしまうのだが、ケアの一つの在り方において、「開かれた場で、誰かの訪れを待つ」というのは、一つの夢だったから、少しうれしい。

がんばろ!