ここしばらく、自分が一番ハマっているブルーアーカイブ(以下ブルアカ)というスマホゲームが、最近3周年を迎えました。
自分が始めたのは0.5周年の頃でしたが、その頃と比べると現地イベントや周年配信も大盛況でプレイ人口が増えているのを感じます。とはいえ自分の回りではあまりブルアカをプレイしている人は多くないので、布教として紹介を書きます。
ブルアカはいいぞおじさん「ブルアカはいいぞ」
目次
ブルアカってどんな感じのゲーム?
世界観について
ゲームシステムについて
おすすめポイント
多様な生徒(プレイアブルキャラクター)
敵キャラクターデザイン
イラスト・スチル
BGM
ストーリー
ゲームの手軽さ・程よいゲーム性
無課金・微課金でも楽しめる
課金の話
これからブルアカをはじめるなら
リセマラ、性能観点でのオススメキャラクターについて
低レア(星1, 星2)のおすすめキャラ
序盤いると楽できるキャラ
性能重視・高難易度コンテンツへの挑戦を見据えたキャラ
おまけ:自分の好きなキャラ
はじめる上での留意事項
ブルアカってどんな感じのゲーム?
世界観について
ブルアカは「学園」×「青春」×「物語」RPGを謳ったスマホゲームで、「キヴォトス」という学園都市にやってきた「先生(主人公)」が様々な「生徒(プレイアブルキャラクター)」と関わりながら問題を解決していく物語です。
ブルアカは前述の「キヴォトス」という学園都市が舞台となっており、キヴォトスには様々な「学校」が存在します(設定上は数千の学園都市からなる)。各学校はそれぞれ自治区・自治権を持ち、現実でいうところの「国」のような存在です。また、各学園自治区はそれぞれの学園の生徒会ないしは生徒会に相当する組織が統治しています。
また、キヴォトスは銃火器や戦車が当たり前に存在する世界であり、現実基準で考えると治安が終わっています。暴動や強盗、銃撃戦は日常茶飯事で、キヴォトスの住民は常に何らかの銃器を携帯しています。具体的には、少し前に開催されていた「とある科学の超電磁砲」とのコラボイベントで「銃を持っていない生徒より、裸で歩いている生徒のほうが多い」という発言もありました。
キヴォトスの住民は銃で撃たれても「痛い」程度で済む体になっているので、基本的には生死に関わる状況には陥りません。そのため、「ミリタリー」と「青春」「学園」が融合した物語となっています。それ以外にも「生徒」は頭の上に天使の輪のような「ヘイロー」と呼ばれるものが浮かんでいるのも特徴です。
またヘイローについて、作中において登場人物がヘイローをどのように認識しているのかは定かではありませんが、キャラクターデザインとしてはヘイローは各生徒ごとに形が異なります。
ちなみにキヴォトスにおける「生徒」以外の住民は、一部の例外を除いて「犬」「猫」「ロボット」のいずれかの見た目をしています。理由はよくわかりません。
作品全体としては神話や聖書などがモチーフとなっており、悪魔モチーフの「ゲヘナ学園」や天使・キリスト教モチーフと思われる「トリニティ総合学園」が存在します。
ゲームシステムについて
ゲームのストーリーはスマホゲームによくあるアドベンチャーゲーム形式で進行します。
ストーリー部分以外の主なゲーム部分として以下の「任務」と「戦闘画面」があります。
「任務」は日常的にはキャラクターを強化するための「装備」素材を手に入れたり、ゲーム開始序盤において一部の機能の開放するために利用します。また、一部イベントのチャレンジステージなどでも任務形式のステージが存在します。任務画面は上記のボード上にプレイヤーが操作する部隊を「START」位置に配置し、BOSSの討伐を目指すシステムです。
任務は最適ルートで攻略すると上記画像左上に表示されている任務目標や、別途設定されている実績が1度に達成できるようになっておりパズル的な側面があります(初期の頃に実装された任務ステージを除く)。一応補足しておくと、ブルアカは1度攻略したステージは「掃討」というスキップ機能が存在するため、同じステージを何度も手動で攻略する必要はありません。
とはいえ後半のステージや「Hard」難易度のステージはそれなりに複雑で、マップのギミックや「最適ルートを通ると各部隊は単一属性の相手としか戦闘にならない」というメタ的なことなどを理解した上で試行錯誤しないと攻略できない程度にはパズル要素として成立しています。面倒な場合は攻略wikiにルートが掲載されているので、適宜参照しても良いでしょう(自分も面倒なマップは見る)。
「戦闘画面」では、デフォルメされたSDキャラがマップを移動し、敵を倒す形式です。戦闘においてプレイヤーが操作することは画面左下「スキル」の使用・スキル使用位置の指定のみで、基本的なキャラクターの移動やスキル以外の攻撃は自動で行われます。
また、右下にはスキル発動も自動で行う機能があります。序盤のステージや、十分に適正レベルを超えたステージはオート戦闘でも問題ないですが、(恐らく意図的に)オート機能はあまり強くないように調整されているため高難易度ステージなどでは手動操作が必要になります。
基本的にブルアカのゲームシステムは上記が代表的なものですが、そのほか一部のイベント(周年など)では特殊なギミックやミニゲームが採用されることもあります。以下は現在行われている3周年イベントの「フィールド探索」で、普段操作できないプレイアブルキャラクターのSDキャラを動かしてマップを探索するモードが実装されています。
そのほかSD鑑賞+α的な機能として「カフェ」機能が存在します。
おすすめポイント
多様な生徒(プレイアブルキャラクター)
ブルアカはネットだとバニーガール衣装など一部のキャラクターにフォーカスがあたりがちですが、実際にはそれに留まらず格好いい系からかわいい系、ケモミミ、エルフ耳、角など様々な属性のキャラクターが存在します。
千鳥ミチル
錠前サオリ
丹花イブキ
また、いわゆる別衣装についてもよくある「水着」「クリスマス」「正月」などの他に「私服」「キャンプ」などキャラクターに対する解像度が上がる衣装が実装されているのも特徴の一つです。
音瀬コタマ(キャンプ)
薬子サヤ(私服)
ちなみに別衣装と言って良いのかよく分からない、運営の狂気ともいえる別衣装として「幼女」というのも存在します。
春原シュン(幼女)
敵キャラクターデザイン
生徒のキャラクターデザインもさることながら、敵キャラクターのデザインも負けてはいません。
イラスト・スチル
キャラクターデザインについては前述の通りですが、ブルアカはPVやスチルも魅力の一つです。
※メインストーリーに関わる2nd PV, 4th PV, 4.5th PVは省略
これらのPVに登場するイラストと同等レベルのクオリティの一枚絵スチルがゲーム内でも沢山登場します。実際に上記PVに登場するスチルの一部がゲーム内で登場するほか、各キャラクターごとに1枚ずつ「メモリアルロビー」と呼ばれる固有のスチルが存在します。
また、各イベントごとに1枚イベントスチルも存在し、これがイベントの楽しさを引き立てています。
BGM
ブルアカの大きな魅力の一つとしてBGMがあります。自分は元々(プレイしたことないゲームも含めた)ゲームBGMを聴くのが趣味なのですが、ブルアカのBGMはかなり満足度が高いです。
ミーム化している曲
戦闘系BGM
また、メインストーリーなどで使われるBGMの他に、イベントごとにイベントBGMとして新しいBGMが用意されているのも特徴の一つです。
ストーリー
ブルアカでは基本的に、イベントストーリーはコミカルなギャグや日常系、メインストーリーはギャグを挟みつつシリアスなストーリーとなっています。メインストーリーの中では、現在のブルーアーカイブ人気の火付け役とも言える「Vol.3 エデン条約編」、2周年に合わせて追加された「Final. あまねく奇跡の始発点編」 が特に高い評価を得ています。
ネタバレにならない範囲でこれらの魅力について触れると、「Vol.3 エデン条約編」は補習授業部の追試合格を目指しつつ裏で渦巻く陰謀の謎を解くストーリーとなっており、ゲームのコンセプトとして「青春」を掲げている中で一段とシリアスな内容だったことも衝撃的でした。
また、エデン条約編からはメインストーリーでスチルが潤沢に用意されるようになったり、様々な新しい演出が登場し、これらはそれ以降に実装されたメインストーリーにも引き継がれています。
※当時は「Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ編」は1章までしか実装されておらず、「2章 友情と勇気と光のロマン」はエデン条約編以降の実装となっています。
「Final. あまねく奇跡の始発点編」は、2周年に合わせて実装されたストーリーです。基本的にメインストーリーは各ボリュームごとに別の学校に関するストーリーとなっているため物語自体はほとんど独立していました。「Final. あまねく奇跡の始発点編」では、そこまでのメインストーリーの1つの区切りとしてキヴォトス全体の危機に対処する物語が展開されます。これまでイベントストーリー以外ではほとんど関わりがなかった学園を超えたストーリー、「最終編」にふさわしい内容、(実装当時の)イベントと連動した展開など、すばらしいの一言につきます。
自分も含め、エデン条約編やあまねく奇跡の始発点編に脳を焼かれた人は多いのではないかと思います。もちろん、それ以外の「Vol.1 対策委員会編」「Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ編」「Vol.4 カルバノグの兎編」「Vol.5 百花繚乱編」も大変素晴らしく、TwitterやYouTubeなどではそれぞれにファンがいます。
ちなみに、自分は「Vol.3 エデン条約編」「Vol.4 カルバノグの兎編」「Final. あまねく奇跡の始発点編」が特に好きです。
ゲームの手軽さ・程よいゲーム性
ブルアカは一部を除いて1度クリアしたステージについては「掃討」と呼ばれるスキップ機能を利用することができます。そのため、ストーリーを読んだりイベントや新規ステージを進める場合はさておき、普段のデイリー消化については1日5分前後(長くても10分以内)に終わる手軽さもウリの1つです。
もちろん、がっつりやるゲームを探している人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、それでもエンドコンテンツに相当する高難易度イベントはゲームとしても歯ごたえのある内容になっています。そのため、普段は軽くデイリーを消化しつつ自分がプレイしたい時やストーリーが追加された時に楽しむなど、何か別のゲームをメインとしてプレイしつつサブのゲームとしてプレイするのに適したゲーム性となっています。
さらに「ストーリーは気になるけどゲーム部分はあまり興味ない」という方にとって嬉しい仕様として、(リリース初期の復刻イベントや一部ステージを除いて)基本的にストーリー上の戦闘はあらかじめ用意された固定編成で行うため、最低限の任務開放さえ行えばストーリーを読むことに集中する事ができるのも魅力です。
※一部自キャラでの攻略が求められる箇所があり、全てのメインストーリーを読むにはレベル50前後までの育成は求められます。
無課金・微課金でも楽しめる
ブルアカは程々に楽しむのであれば無課金・微課金でも快適に遊ぶことができるゲームです。ブルアカのガチャは200連が天井となっていますが非常に無料石の獲得量が多く、体感では無課金でも2~3ヶ月に1回は天井までガチャを回すことも可能です。特にプレイ開始後しばらくは、ストーリーや任務の進行をはじめ様々なタイミングで無料石を獲得することが可能です。
以下に代表的な無料石・ガチャチケットの配布タイミングを挙げておきます。
デイリーミッション コンプリート報酬:30個/日
ウィークリーミッション コンプリート報酬:120個/週
メンテナンス:120個/h ※定期メンテナンスは毎週水曜に6時間
「戦術対抗戦」順位報酬:10~45個/日
設定した部隊で自動戦闘するPVP
「総力戦」順位報酬:600~1200個/回
エンドコンテンツの1つで、特定のボスの討伐時間を競う
1200個報酬は結構厳しいが800~1000個の順位はカジュアルプレイでもある程度可能
月1回程度開催
「大決戦」 参加報酬:10連チケット(期限付き)/回
エンドコンテンツの1つで、特定のボスの討伐時間を競う
クリア難易度に関わらず10連チケット入手
月1回程度開催
各キャラクターの絆ストーリー閲覧報酬:合計420個/人
「総力戦」「大決戦」共通で各ボス・地形属性(3種類)・難易度(7段階)ごとに100石
初見のボス・地形の組み合わせなら1難易度ごとに100石
ストーリーイベント(復刻も含む)ミッション報酬:~500石程度/回
開催回数は実績値として2023年は21(数イベントは連続イベント)、2022年で17回
※10連は1200石
上記のうち、何度でも獲得できる報酬をざっくり計算すると1ヶ月あたり6000石前後(+期限付き10連チケット)は入手可能な計算になります。これは1ヶ月でそれ以外での石の獲得が全く無かった場合なので、実際には新規ストーリー、生放送やTwitterアカウントフォロワー・YouTubeチャンネル登録者などの区切りで10連分の石が配られたりするので2~3ヶ月で200連分(24000石)くらいは貯まります。
※攻略wikiでは、1ヶ月あたり9480~12840という試算がされている
課金の話
ブルーアーカイブは課金についても単純な石の購入以外に様々なパックが用意されており、もし課金する場合はどれに課金すれば良いのか戸惑うかもしれません。以下は少しだけ課金してプレイする(微課金プレイ)、という場合にオススメの課金パックです。
※用語の補足:ガチャ石=青輝石(1200個で10連)
新任教師用青輝石パッケージ:160円 → 530個(3回まで)※0.3円/個
純粋な青輝石購入パッケージですが、ブルアカの課金パックの中で最も石の単価が引くいのが特徴
マンスリーパッケージ:1000円(30日に1回) ※0.63円/個
青輝石
購入時400個
毎日ログイン時40個
→ 合計で最大1600個
期間中毎日、指名手配・学園交流会(育成素材を集めるためのステージ)への挑戦権が6枚増加
期間中毎日、学園交流会ステージの消費AP(スタミナ)が-10
マンスリーパッケージ(ハーフ):480円(30日に1回) ※0.61円/個
マンスリーパッケージの軽量版
青輝石
購入時192個
毎日ログイン時20個
→ 合計で最大792個
期間中毎日、指名手配・学園交流会への挑戦権が3枚増加
期間中毎日、学園交流会のステージの消費APが-5
2weeksスタミナパッケージ:480円(2週間に1回) ※2.5円/個
青輝石:購入時192個
毎日ログイン時、AP150×14日間
基本的には、上記までは気軽に購入をオススメできます。ブルーアーカイブはレベルが上がってくると育成素材が無限に不足するゲームなので、特に長く遊ぶ場合はマンスリーパッケージ・スタミナパッケージの有無でそれなりに快適性に差が出るように思います。
逆に言うと、上記以外の、これから紹介するようなものについては無料石では足らずに課金してガチャを回したい人向けの内容です。そのため、ブルアカの微課金の基準としては上記のマンスリーパッケージ・2weeksスタミナパッケージを毎回購入するパターン=2440円/月が一つの目安になります。
実際、自分も周年やずっと実装待ちだったキャラクターが実装された月以外は基本的に上記のパッケージしか購入していません。
以下はそこから更に課金する場合に優先度が高いものです。
青輝石Ⅶ(premium)10000円 → 8000個(1回まで)※1.25円/個
青輝石Ⅰ~Ⅵ(limited):(各1回まで)いずれも単価は1.25円/個
160円, 480円, 1000円, 1500円, 3000円, 4900円のパックが存在します
青輝石Ⅶ(limited):10000円 → 6600個(3回まで) ※1.52円/個
青輝石Ⅶ(monthly):10000円 → 6600個(月3回まで) ※1.52円/個
上記は目安として毎月ガチャを1回はガッツリ回すような人向けです。無料石と合わせると、おおよそ上記までの範囲で月1回は天井まで回すことができます。monthlyはその名の通り月を跨ぐと購入回数がリセット、 limited や premium についても半年ごとのアニバーサリー期間で購入回数がリセットされることが通例になっています。
なお、青輝石Ⅰ~Ⅵ(limited)と青輝石Ⅶ(limited)はいずれも limited という名称になっていますが、青輝石Ⅰ~Ⅵの石単価は青輝石Ⅶ(premium)と同様なのに対して、青輝石Ⅶ(limited)は monthly と同じ石単価となっていて、他の回数制限パックと比べて石単価がやや高い点に注意が必要です。
そのため、もし追加で課金する場合は青輝石Ⅰ~Ⅵ(limited)、青輝石Ⅶ(premium)を優先的に選択しましょう。
また、購入の選択肢としては limited, premium, monthly などの表記がない通常の青輝石Ⅰ~Ⅶも存在しますが、これは limited, premium, monthly を買いきったあとに追加で更に石を購入したい廃課金者向けなので基本的に考慮しなくて良いです。
そのほか、各種素材などの獲得+少量の石などのパッケージが存在しますが、これは急いでエンドコンテンツに到達したい人など育成を早く進めたい人向けなので最初の内は無視して問題ないです。
それ以外には、周年など定期的に星3確定チケットや星3セレクトチケットが付いたパックや有料ガチャが存在しますが、こちらはその時々のキャラクターの状況によって適宜考えましょう。
これからブルアカを始めるなら
始めるタイミング
今。
2024年1月24日~1月31日の期間で無料100連が実施中です。また、その次の週は星3キャラのガチャ排出率が3%から6%になるキャンペーン期間があります。
無料100連の他にも、アニメ記念など色々な理由で石や10連チケットが配られており、今始めると6%期間に十分ガチャを回す石を確保することができると思います。
6%期間にピックアップされるキャラクターはいわゆるフェス限定キャラクターで、過去のフェス限定キャラクターはいずれも何らかの高難易度コンテンツのボスでの大活躍するキャラクター達です。加えて、フェス限定キャラクターは今のところ1.5年後の周年・ハーフアニバーサリーのガチャでしか復刻ピックアップしていません。
一応、各アニバーサリー時のガチャでは過去のフェス限定キャラもガチャから排出されますが、ピックアップキャラクターのみ天井対象となっています。そのため、もしエンドコンテンツなど先も見据えて始めたい場合は、6%期間に始めるのが最適です。
リセマラ、性能観点でのオススメキャラクターについて
低レア(星1, 星2)のおすすめキャラ
大前提、ブルアカでは星1や星2のキャラクターでも星3のキャラクターと遜色ないくらい強いキャラクターもちらほらいます(セリナ、ツバキ、ユウカなど)。そのため、ゲームのスムーズな進行という意味では星3の枚数だけではなく星1や2でどういったキャラクターが引けているかも大事になってきます。
もちろん、星1や2はガチャから頻繁に出てくるため、今後もある程度ガチャを回す予定がある場合はその限りではありません。
星1
セリナ
2コストで単体回復を行う軽量ヒーラーです。加えてスキル以外にも一定時間ごとに最もHPが低いキャラクターのHPを回復する能力も持ちます。初期実装の星1キャラではありますが、非常に長くお世話になるキャラクターで、「合同火力演習」と呼ばれるギミック戦闘を行うイベントなどでは星3キャラクターが揃ってきても普通に出番があります。
長く採用される一因としてブルアカのスキルシステムがあります。ブルアカのスキルはスキルカードという、部隊に編成されたキャラクター(基本的には6人)のスキルから3種類が現在使用できるスキルとして選ばれ、スキルを発動するごとに入れ替えが行われる仕様となっています。そのため、低コストで発動可能なスキルは「低コストである」というだけで目的のスキルに入れ替えるスキル回しの役割としての価値を持ちます。
コタマ
3コストで実行可能な範囲攻撃力バフスキルを持つキャラクターです。また、スキル以外にも味方の攻撃力をアップさせる特性を持っている他、一定時間ごとに敵1体の攻撃力を低下させるデバフ攻撃を行います。
後述する高難易度コンテンツ向きのキャラクターを入手するまでは広く活用できるサポーターとなります。
星2
モモイ
攻撃属性の1つである「貫通」属性の軽量・広範囲アタッカー。3コストで扇形の広範囲に対して攻撃を行うことができます。このスキルは他キャラクターのスキルと比べて発動までのモーションが短く、速射性にも優れています。戦闘画面では(ボスは動かないことも多いですが)雑魚敵は基本的にプレイヤーキャラクターの方に向かってくるため、発動が遅いスキルだとスキル選択からダメージ発生までの間に攻撃範囲外に敵が移動してしまうことが度々あり、速射性は重要な要素です。
初期実装組ではないため、一番最初のチュートリアルガチャでは排出されない点に注意が必要。
ムツキ
攻撃属性の1つである「爆発」属性の範囲アタッカー。3つの円を並べたような範囲の攻撃スキルで、範囲も広く使い勝手が良いキャラクターです。スキルの円形範囲はそれぞれの円が少しずつ重なっており、1つの円ごとにダメージ判定が存在するため円が重なっている箇所に敵を合わせると1回のスキルで多段ヒットさせることも可能です。
ボス相手だと当たり判定が大きい場合も多く、上手く狙うと3つの円全てをヒットさせることができる場合もあります。
ツバキ
「非常に」優秀なタンクキャラクター。星2のキャラクターですが、星3キャラクターが揃ってきた後でさえ高難易度コンテンツでも度々出番があります。スキルは自身の防御力アップと広範囲への「挑発」効果となっており、広範囲の敵の攻撃を一定時間自身に引き付けます。また、1回の戦闘中に1度だけHPが30%以下になった際にHPを回復する能力も持ちます。
ツバキのスキルによって付与される「挑発」をはじめ、敵に付与する状態異常全般を「クラウドコントロール(CC)」と呼び、特に近年の高難易度コンテンツにおけるギミックとして要求されることもあります。
加えて、敵のスキルモーション中に「挑発」を付与することで敵のスキル発動をキャンセルさせたり、回避値が高く星3のタンクを含めても非常に優れたタンクとして評価されています。
※優秀なタンクとして同じく星2のユウカも存在しますが、こちらは「愛用品」というそれなりに育成を進めないと開放されない装備の有無で大きく変わるため、今回はツバキのみ紹介します。
チセ
攻撃属性の1つである「神秘」属性の範囲アタッカー。初期実装キャラクターで「神秘」属性のアタッカーはかなり貴重で、もし星3キャラクターで神秘属性のアタッカーを任せられるキャラクターがいない場合は特にありがたい。また、スキルが指定した箇所への一定時間範囲持続ダメージゾーンの設置なため、スキル発動時に範囲外だった敵が移動してきた場合や一定時間ごとに敵が再出現するような箇所にスキルを置いておくことでダメージを狙うこともできます。
序盤いると楽できるキャラ
銀鏡イオリ
非常に強力な貫通属性アタッカー。範囲自体はあまり広くないが一応範囲攻撃でもあり、ボス戦以外でも有用です。スキルのダメージがあまりにも強力で、初期実装キャラクターながら非常に多くの場面で利用されます。スキルは3コストで小さな扇形の攻撃を3回行いますが、ボスなど周囲に他の敵がいない状況であれば同一の敵に3回ダメージを与えるスキルになります。
いわゆるスマホゲーム初期にありがちなバランス調整ミスってぶっ壊れている系のキャラクターで、後述するミカをはじめとする一部の単体貫通属性アタッカーを除くと貫通属性のメインアタッカーとして最上位クラスに位置します。
範囲攻撃の多段攻撃アタッカーが単体攻撃アタッカーと火力で競っている時点で何かがおかしい。
育成すると非常に高い命中率を持つこともあり、初期実装キャラクターながらPVPの「戦術対抗戦」では未だに上位でもメインアタッカーとして採用されることも多いです。
初期実装のため、チュートリアルガチャで排出されます。
棗イロハ
非常に強力な「T.S.(タクティカルサポート)」と呼ばれるタイプのスキルを使用できるキャラクター。「T.S.」はマップ上に戦車などのサポートユニットを一定時間出現させる能力の総称です。「T.S.」は調整が難しいこともあり全体的には実用が難しい能力のキャラクターが多いですが、その中でもイロハは非常に突出したT.S.スキルの持ち主です。
また、T.S.によって召喚されるユニットは神秘属性のユニットなうえに一定時間ごとに高威力の範囲神秘攻撃を行います。何かと不足しがちな「神秘」属性アタッカーとして非常に優秀です。
猫塚ヒビキ
広範囲への爆発属性ダメージを与えるスキルを持つキャラクターです。前述のイロハと同様、特に序盤においてボス以外の敵を一掃することができるため大変便利。
序盤で便利な広範囲攻撃ということで、属性こそ違いますが序盤における期待役割としてはイロハと被る点もあります。もしイロハを狙う場合は現在だとイロハの方が高難易度コンテンツでの出番が多いこともあり、ヒビキを無理に狙う必要は無いでしょう。ただし、イロハと異なりヒビキの方は最初のチュートリアルガチャから排出されるため、その観点ではヒビキのほうが入手は容易です。
阿慈谷ヒフミ
範囲攻撃 + 敵の攻撃を引き付けるデコイを出現させるスキルを持ちます。ヒフミ自体はここまで紹介したキャラクターとは異なり直接的にダメージ量で戦闘に貢献するタイプのキャラクターではありません。
スキルの性質上、クリア時間を伸ばしたい場合には不向きですが、育成が追いついていなかったり適正レベル以上のステージをとりあえずクリアだけしたい、という場合には味方の生存率向上に大きく寄与するでしょう。
ただし、スキルが防御寄りである性質上、味方が十分に育って「やられる前にやる」というような状態になるとあまり出番がなくなっていく点には注意が必要です。実際、他のキャラクターと比べると高難易度での採用機会は少ないでしょう。エンドコンテンツの最高難易度だと逆に採用機会があるという話もありますが、そのあたりは自分が実際に使ったことがあるわけではないので割愛。
性能重視・高難易度コンテンツへの挑戦を見据えたキャラ
天雨アコ
高難易度常連サポーターの1人。役割が直接戦闘に参加しない「スペシャル」という枠なため他にアタッカーなどが必要ですが、高難易度で困ったらとりあえず入れられがちな1人。会心(クリティカル)に関するバフスキルを持つほか、一定時間ごとに最もHPが少ない味方1人を回復する能力も持っており、比較的体力に余裕があるボス相手だと回復役をこのキャラクターだけでこなすこともあります。
明星ヒマリ
高難易度常連サポーターの1人。前述のアコと並んで、部隊の2枠あるスペシャル枠がとりあえずアコ・ヒマリで埋まりがち。高倍率の攻撃力バフスキルに加えて、常時効果としてスキルの発動に必要なコストの回復速度を上昇させる効果を持ちます。
常設のガチャから排出されるキャラを性能重視で選ぶなら、真っ先にこの2人が挙げられます。実際、「総力戦」「大決戦」などのエンドコンテンツ高難易度へ挑戦するのであれば、この2人の有無で攻略難易度が大きく変わります。
古関ウイ
ストライカー(実際に戦闘マップに出るキャラクター)の味方キャラクター1名に対してスキルのコストを2回まで半減(小数点切り上げ)する効果を持ちます。ウイ自体が直接的に大きなダメージを与える役割ではありませんが、例えば後述のミカなどメインアタッカーのコストをカットする非常に強力なサポーターです。
聖園ミカ
2周年のガチャで登場したいわゆるフェス限定キャラクターの1人。単体アタッカーとして突出した能力を持っており、有利属性でないボスのアタッカーとしても採用されるほど。総力戦の環境を壊したキャラクター。全ての攻撃が確定で会心(クリティカル)になる能力を持つほか、自身への貫通特攻(攻撃属性の1つである「貫通」属性が有利な相手に追加ダメージ)の付与、「非常に高威力の」単体攻撃スキルなど単体ボスアタッカーとして完成された性能となっています。多くの場合、ミカを持たずに高難易度コンテンツに挑戦するとフレンド等からミカをレンタルすることになります。
小鳥遊ホシノ(水着)
1.5周年のガチャで登場したフェス限定キャラクターの1人。3周年のガチャで復刻ピックアップされます。このキャラクター自体はアタッカーではなくサポーターとなるため前述のミカほど直接的ではありませんが、それでもサポーターとしては非常に強力です。攻撃属性の1つである「爆発」属性が有利となるボス相手では基本的に採用されます。広範囲に対する長時間の攻撃力バフ・爆発特攻(前述の貫通特攻の「爆発」属性版)を付与するほか、スキル発動中コスト回復力を増加させます。
更に特徴として、このホシノのコスト回復力アップ効果と前述のヒマリのコスト回復力アップは両方が適用されるため、2人同時に編成すると非常に高速にスキルを使用することが可能になります。加えて、スキルの攻撃力アップスキルについても前述のヒマリの攻撃力バフと共存し両方が適用されます。
今回の3周年記念ガチャでは、ホシノが復刻ピックアップされます。
狐坂ワカモ
1周年記念のガチャで登場した最初のフェス限定キャラクター。攻撃属性の1つである「神秘」属性の強力な単体アタッカーです。ここまでのキャラクターと比べると少しトリッキーというか複雑なスキルとなっていますが、その分、神秘属性が有効なボス相手だと非常に強力です。
ワカモのスキルは簡単に言うとスキル発動から10秒間の間で相手に与えたダメージの合計分だけ10秒後に追加ダメージを与えるスキルです(上限あり)。ざっくり言い換えると、上限はあるもののスキル発動から10秒間ダメージを2倍にするスキルという言い方もできます。より厳密には攻撃属性の話などもあるのですが、そこは一旦割愛。またボスへの攻撃時に追加ダメージを与える特性を持っており、神秘属性が有効なボスへのアタッカーとして頻繁に採用されるキャラクターです。
浦和ハナコ(水着)
2.5周年記念ガチャで登場したフェス限定キャラクター。「振動」属性という新たに追加された属性の範囲攻撃アタッカーです。ハナコの特徴は非常に強力かつ軽量なスキルで、2コストでスキルを使用することができます(前述のミカが6コスト、ホシノが5コスト、ワカモが4コスト)。
加えて一定条件化でスキル使用直後、再度ハナコのスキルがスキル一覧にセットされる特性を持っており、最大で3回までスキルを連打することが可能です。そのほか、一定時間ごとに範囲デバフ攻撃を行うなど、サポーターとしての側面も備えています。
これらのフェス限定キャラクターはいずれも非常に強力な能力を持ちますが、基本的には実装時と復刻ピックアップ時以外は周年記念ガチャでの天井なし青天井ガチャで入手する必要があり、リセマラとピックアップ期間以外で入手できるかは運が必要です。
おまけ:自分の好きなキャラ
せっかくなので自分が好きなキャラクターのTier表を作ってみました。
自分は顔がかわいいキャラ、ケモミミ、表情などに猫・動物要素があるキャラ、目のデザインが好きなキャラ、あたりが傾向として好きなので上位はそんな感じのキャラクターが多いです。あと赤+黒の組み合わせは格好よさと可愛さが両立されていて、それだけで好きになりがち。
はじめる上での留意事項
基本的にブルアカはおすすめなのですが、一部人によっては気になる可能性がありそうな箇所をあらかじめ記載しておきます
時々先生(主人公ポジション)が狂人になる
「先生」は基本的には人格者的な行動をとるのですが、一部、特に初期の頃に実装されたストーリーなどで汗の匂いを嗅ぐ、足を舐めるなど狂人のような行動が描写されます。このあたりの描写で一定離脱する人がいるので、その点はあらかじめ認識しておく必要があります。
どう見ても痴女みたいな服装のキャラクターがいる
男性向けスマホゲームの宿命として何かと布面積が少ないキャラクターデザインが採用されがちです。ブルアカは全キャラがそうというわけでは全くないのですが、一部のキャラクターデザインは抵抗がある人は抵抗あると思います。
おわりに
ブルアカをやろう