予定通り入院し、予定通り手術を受け、予定通り退院した。微熱が続いたのがだるかったくらいで、術後の経過は順調だった。
とにかく時間が有り余っていて、入院前から睡眠不足気味だったわたしは日中もよく眠り、そして起きている時間は本を読んだりブログ記事の下書きをつくったりして過ごした。
入院するのに持ってきてよかったなと思うもの。
①耳栓。スタッフさんに話しかけられるときと耳がこもって鬱陶しいなと思うとき以外はずっとLoop Quietを装着していた。個室希望を出していないので四人部屋にあてがわれたのだが、隣のベッドから毎晩ものすごいいびきが響いてきていた。わたしは本当にものすごいいびきをかく同居人と暮らしているので常人よりも若干騒音耐性があると思っているが、慣れない環境というのもあり、耳栓がないと安眠できなかったかもしれない。それと、病院内は絶えずあちこちでさまざまな物音がしている。わたしが入院したのが産婦人科病棟ということもあり、赤ちゃんの泣き声もしょっちゅう聞こえていた。赤ちゃんは好きなので癒やされることもあったけど、さすがに常時聞こえているとしんどくなりそうだった。この入院期間をとにかく普段読めない小説を読みまくるための読書合宿的に考えていた部分もあり、耳栓をつけていたおかげで暇な時間も本にのめり込めたかなと思う。
※ちなみに、昨年のブログで「買ってよかったもの」としてLoopを紹介したと思うのだが、実はあのあとふつうに家の中で紛失してしまい、別色を再購入した。たぶん次の引っ越しのタイミングで出てくるだろう。
②タブレット。入院直前にSamsung S10 Liteを買った。Samsungのタブレットのうちどれを買おうか本当に直前まで迷っていて、結局小さめで安くて最小限を満たせればいいか、とS10 Liteにしたのだった。紙の本を一冊しか持っていっておらず、ほかに読む本はKindle Unlimitedで現地調達するしかなかったなか、画面が大きくて縦でも横でも表示できる、というのはかなり助かった。あと、入院前に全部片してこなかったわたしが悪いのだがちょっぴりだけ仕事の事務作業を急ぎでやらなければならないタイミングがあり、そんなときもPC表示できるタブレットを持っていてよかったと思った。不満点があるとすれば充電の持ちは微妙かもしれない。
③DEMITA WALLMUG。わたしが持っているのは、この夏帰省した時に買った、周防大島のむらマルシェオリジナルデザインのもの。(ここ→ https://muramarche.com/category/news/page/12/ に画像あり。わたしが持っているのはブルー)蓋の開閉がとっても楽で、口をつけて飲むこともストローを挿すこともできる。熱いお茶を入れてから手にしても「ぽかぽかするな〜」程度で、陶器のように持てなくなったり口をつけられないほどの熱さにならない。手術後は傷が痛んで体を起こすことがしんどかったので、寝たままでもこぼさず水を飲めるこのマグを持ってきておいて本当に良かった。
④S字フック。これは「入院 持っていってよかったもの」でググるとよく出てきたので先人の知恵を借りた。腹の傷が痛むのでできるだけ体を起こしたくなくて、ベッドサイドにメガネケースやもろもろのポーチ類をかけておけるのはとても助かった。無印良品の立体メッシュケース類(https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344452011)をいくつか使っているのだが、ファスナー部分をひっかけやすい形状になっているのであわせて使いやすかった。