二次創作の供養
ぼくはちいさなうそをついた
おとちゃんはぼくのことをしんじてるってしってるからうそをつくの
もうすぐおとちゃんが「しづく」ってぼくのなまえをよびながらしんぱいそうにくるんだよ
「おとちゃんきてくれたんだ、うれしい」 ってぎゅとしてはなれない
くちでは「くっつくな」っていってるけどいやがらないのはしってるから
まっててぼくの、ぼくだけのものにしてあげるから
ほら、だいすきなにおいがしてきた
END
「あーあ、言っちゃった」
俺はそう言って夕日と同じ色になっているであろう顔を伏せた
愛されていた事は知ってたけど、自分から言うとは思わなかった
こいつを選ぶ日が来るなんて
それは愛おしい呪文だから
「あなただけを愛している」
永遠に
END