好きな音楽について The Way It Is

necoco256
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公開:2026/6/30

好きな音楽について書いていこうと思う

The Way It Is / Bruce Hornsby & The Range

この曲との出会いは、若い頃ふいにラジオから流れてきて聴いたのが最初だった。

当時はインターネットなどなく、オンエアの曲もリアルタイムの放送時にDJが紹介する曲名やアーティスト名を覚えておかないといけなかった。正しく聞き取れなかった私は、どうしてもこの曲をまた聴きたいと思い、ラジオ局のリクエスト対応の人に電話でリクエストしながら「見当たりませんね」となりながらも、一緒に曲を探してもらったのは今も良い思い出だったりします。

ピアノの旋律が美しく、ドラマやベースのリズムも心地よいです。ブルース・ホンスビーの歌声も素敵です。何十年経っても今も聴きたい曲の1つです。

ありがたいことに、この曲の歌詞の和訳と解説をしてくださっているサイトがあるので、共有しておきます。

この曲の放送当時、そこまで日本経済は悪い印象もなく、まだまだこれから発展していくのだろうと、子供ながらに思っていました。海外や、大人たちの間で流行ったのは、曲の旋律だけでなく、社会的なメッセージを込められていたことも大きいのだと思います。

当時、あまり深く物を考えず、ただただこの曲を流行した曲としてしか捉えられなかった子供の自分が今は恥ずかしいなと思うと同時に、この曲の込められたメッセージや想いは、言語の壁を超えて日本にいる私にまで届いたのだと今も思っています。

この曲の歌詞の中に

“一列に並んで 足踏みしてる景気がよくなるのを待ってるんだわずかな生活保護をいただくために金がなくちゃ仕事も買えないんだよ”

というのがありますが、この曲が発売された当初もそうだったかもしれませんが、今ほど職業格差、経済格差もなく、令和の今、当時よりもこの状況が顕著です。

“お金がないと職業も買えない”

この言葉の持つ意味は重い。

仕事の資格を取る、専門学校や大学に行く、勉強するための書籍を買う、実際にアプリを使うためにサブスクリプション契約をする、パソコンを買う。これらは、お金がないと叶いません。

それは年々経済格差も広がり、子ども食堂も増え、フードバンクやフードパントリーに訪れる人は、お年寄りだけでなく、若い世代の人たちもいるわけですから。今のこの社会を取り巻く状況は、私は生きて何かを成し遂げる可能性を、削られているのだと感じてしまいます。

先ほどのサイトで解説してくださっているように、

"but don't you believe them?"

"きみたちはそんなもの(世の中のおかしなしくみ)信じるかい? (きみたち若者は信じるんじゃないよ)"

とあるように、今の日本は選挙や国会の決議、流れてくるニュースにおかしいと感じることが物凄く増えました。このおかしな仕組みを信じるのか、信じないで争うことは出来ないのかと思います。

この曲では、白人と黒人の進学率や専門職に就ける率、失業率について語られていますが、今の格差社会の日本では、同じ人種であるのにも関わらず、この曲で歌われていることと同じことが起こっています。

この曲を聴きながら、2026年6月の今も想いを馳せることになるとは……。

私はこの曲を聴く度に、自分の浅はかさと不甲斐なさ、それでも考えることをやめられなく、生きている限り課題として続いていくと思います。美しいメロディに癒されながらも、心にズッシリと響きます。人の心の在り方は複雑ですね。

こんなことを感じさせてくれる、発売日から40年も経っても色褪せない、この曲を私は今も大好きだと伝えたくて日記にしたためました。

もしこの曲に興味を持っていただいたり、好きだなと思っていただけたら、Bruce Hornsbyは今も健在なので、ストリーミング再生や動画再生、CDなど好きな手段で聴いていただけたら私も嬉しく思います。