意識的に勉強時間をとってみた

negiboudu
·

結論から書くと、効果はありそう。だけど疲れる。だけどそのくらいやらないと「時間が取れないので」という言い訳を打破できないんだろうなと実感できた。

数日前に、ついったーをやっている時間を勉強時間に充てたらいいんでないの?と考えて実践してみた。やり始めのうちは、ついったーをやるのが悪であるかのような気持ちになったりしたけれど、そうじゃないんだ。勉強して理解したり面白くなったりするのには時間がかかるけど、その時間が取れないからついったーする時間を減らそうとしているんだ。と思い直した。

次に頭をよぎったのは、何のためにやるんだっけ?何をやるんだっけ?ということ。そこで手を止めてじっくり考えることも、ときには必要なのかもしれないけど、今はそうじゃない。とにかく勉強を続けていたら、わからなかったこともわかるようになるはずだと考えた。これはcatnoseさんの投稿にものすごく影響を受けている。加えて、認知心理学か何かの本を読み返したり、プログラマー脳という本をざっと読んだりした。ちょっと難しくてちゃんと理解できていないけれど、自分の理解は次の通り。何かを見たりするとまず短期記憶(ShortTermMemory:STM)に格納される。ここはせいぜい6個くらいしか物を覚えられないのだそう。そこからワーキングメモリーと呼ばれるところに行く説があるらしい。ワーキングメモリーとは、情報を保持する機能と処理する機能の両方を持っているらしい。そこから長期記憶(LongTermMemory:LTM)に行く。頻繁に参照されるとより強固に記憶に残るし、参照されないやつは忘れられてしまう。あと、単語だったか文字だったか、ある程度まとめて捉えたものを「チャンク」と呼んでいて、そのチャンクが多いほど、読解が早いらしい。初見のソースコードであっても、似たようなものを解析したことがある人は「あぁこういうことかな」とアタリがつく。そういうことを言ってんのかなと思った。

…何を言いたいのか見失うところだった。

勉強するというのは意図的に記憶に残そうとする行為だと思うので、長期記憶を何回も検索するようなことをしてようやく覚えられるのだろうと思う。脳みそが頑張らないと覚えないんだと思う。ついったー見ていても脳みそは頑張らないので、なんも覚えないだろうと思っている。聞き流すだけ、とか、楽して学べるxxみたいなやつも、なんも覚えられないんだろうなと思っている。記憶に残そうとするのはちょっと苦しい。けれど、記憶に残っていれば「あぁやったことあるわ」と無双できる。そういう状態になっても新しくものを覚えるのは苦しいだろうけど、でもだいぶ面白くはなると思う。

このとき、何のためにやるんだとか、必要に迫られていないとか、面白いと思っていないとか、そんな考えは浮かんでいなかった。とにかくやらねーと、わからないままで面白くならない。やるのは苦しいけど、苦しいからって逃げ回っていると面白くはならず、「本当はやりたいと思っているんだけど時間がどうしても取れなくて…」という言い訳が始まる。その言い訳をしている自分がとても情けなく恥ずかしいので、ちょっと辛くてもとにかくやろうって思っている。

このような、無理して頑張るみたいなモードは長く続かないのかもしれないけど、やれるだけやってみようと思っている。ダラダラ言い訳しているよりは、頑張っている方がマシだなと感じる。頑張るのは好きじゃない、自然体で、という考えが強かったけど、その結果が今持っているモヤモヤだからなあ。体と人間関係を壊さない程度に頑張ってみようかな。