ちょっと前に、SF作家の人が日本語に接尾辞-abilityをつけた造語をその場で作ってしまったというツイートを読んで(もちはこビリティ、という単語だったと思う)、すごいな〜と思ったので、自分でも作ってみたくなった。ちょっと考えて出てきたのが『かんたなビリティ』だ。
かんたなビリティという造語から僕が受ける印象は、
あることをある人が容易にできるという関係であり
あることがいろいろな人に容易にできるような特性である
この印象から元々の接尾辞-abilityが持つ意味を広く捉え直そうと試みると、ある人とあることをつなげる関係と、あることが持っている特性を、-abilityは同時に示しているということになる。
何やらかなり複雑で、僕の印象が間違っているのか、-abilityが持つ意味が本当に複雑なのか、皆目わからない。
でも、この複雑な状況をかんたんに示せるのが「かんたなビリティがない」という文ではないだろうか。
かんたナビリティ、恐るべし、と僕は思ったのである。