2024.02.03(土)心地よい疲労感の中飲むお酒のなんとおいしいことか

今日は朝からお出かけした。先月、NHKのローカルニュースで紹介されていた、新今宮スタディツアーというものに参加した。

私が1歳の頃まで、新今宮の西側に住んでいて、私達家族が引っ越した後も、母の妹、つまり私の叔母が新今宮付近で住み続けていて馴染みがあり、私が18〜24、5くらいまで、よく新世界に遊びに行ったりしていたのだった(この頃はフェスティバルゲートもまだあったので)。

新今宮界隈の思い出を元に文芸ヌーでこんな文章も書いたことがある。

なので親しみがあったのだけど、うわっぺりしか知らないことに負い目を感じていて、このあたりのことを詳しく知りたいと兼ねてから思ってはいた。もともと私がこんな風に興味を持つきっかけになったのが、『HOTEL NEW 釜ヶ崎』という漫画で、その作者であるありむら潜さんがこのツアーのガイドをするという。これは願ってもないことだ。

『HOTEL NEW 釜ヶ崎』は絶版だがKindle Unlimitedで読めます。

朝10時に集合して2時間半ほど歩き回った。寒空の下よく歩いた。内容は改めてブログに詳しく書き起こそう思う。お昼ごはんが沁みるようにおいしかった。

で、結構ヘトヘトだったので、バインミーを食べたお店でゆっくりしまして、この後帰ろうかどうしようとスマホを見ていたら、劇団維新派の遠い後輩が、京都の大山崎で個展をやってるのを思い出して、行けるかどうか調べてみると、地下鉄堺筋線に乗り入れている阪急電車で簡単に行けるようなので行くことにした。

大山崎はあの有名な、ウイスキー山崎の蒸溜所が近くにある駅。新今宮とは違い、こちらは全然馴染みがなく全く初めて。目当てのギャラリーは駅から少し歩くので、寒いし迷いそうになるし道中心細かった。でも、ギャラリーに着くと、後輩の松本はるかさんが在廊されていてほっとした。

絵の解説を沢山聞いたり、昔の維新派の話をしたりなどして2時間くらいいてしまった。着いた時は明るかったのに、出ると真っ暗。でも、帰り道は行きよりもあっという間に着いた。ここから1時間かけて帰る。

これはもう晩ごはんは作れないなと諦めて、恵方巻きか551かどちらがいいか子供達にLINEでたずねると551だったので、十三のホームで購入する。スーパーにも用事があり寄ると、恵方巻きがおいしそうだったので1本買う。551のエビシュウマイが好きで、シュウマイにはビールよな今日はよく歩いて肉体疲労後のビールは最高なんよなと、アルコールも買う。

帰宅後、子供達と、551やスライスした恵方巻きやら一緒に買ったイワシの大葉フライなどをテーブルに並べかこむ。私はアルコールをガバガバ飲む。心地よい疲労感の中飲むお酒のなんとおいしいことか。

気持ちよく酔い、子供達とたわいのない話をして盛り上がる。買ってきたビール1本酎ハイ2本を飲み干してもまだ足りず、コンビニに行く長女についでに酎ハイ2本を追加で頼んだ。買ってきた酒は全部開け風呂に入り、さらに調子に乗って、おなかが空いたとサッポロ一番塩ラーメンを夜中に作って食べた。思い返すと恐ろしいことだ。めちゃくちゃ楽しい一日だった。

@negiyama
大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職員、現書き出し小説投稿者、現物件ファンライター。漫画と毛布のヘリが大好き。lit.link/18b85808-ce9f-49ef-8a31-750f71bd2d85