何にも予定が無い日曜日いえい。ダラダラして10時過ぎに食べる朝ごはん。外は青空できりりと晴れてるが、午後から雨予報とな。洗濯物は屋根のある方だけで干す。
最近、昼間に出かけることが少なく、末っ子の寝入りが悪く解消のための散歩を兼ねるのと、末っ子の傘が壊れて外靴もくたびれ、上靴もサイズアウトしたので諸々を買いに電車に乗って末っ子と隣町へ行く。首尾よく買い物を済ませて、行こうと約束していたファーストフードに行くと、混む時間帯だったのか、なんと店の外まで行列が伸びている盛況ぶりで泣く泣く諦める。そういえば何時だ?とスマホを確認しようと思ったら、鞄にない。朝、充電したままで家を出てしまっていた。まあ、でもすぐ帰るし大丈夫だろう。ファーストフードの代わりにファミレスへ。小麦粉で作られた品々をお腹いっぱい、いただいた。
電車に乗る前にトイレに行っておこうと、ショッピングセンターのトイレに行くと、給水タンクの上に紙袋が置いてあり、中にはスマホや手紙、パンパンに膨らんだポーチがいくつか入っていた。びっくりして、自分の前にトイレから出た若いお嬢さんに「これ、忘れてませんかー?」と声をかけるも、「違うんです、私が入った時にはもう…」とのこと。
このショッピングセンターがある町は、治安がいいとはいえ、スマホが入った紙袋。落とし主さんが気がついて取りに帰って来られそうな気もするが、このまま置いていたら、「お母さん、あのスマホの入った紙袋はどうなったんでしょうねぇ」と気になって仕方がないので、駅にも近い交番に届けた。お巡りさんに「権利とかどうされますか?」と聞かれたが、書類を書くのがめんどいのと、よしんば拾得者の権利が発生し持ち主とのやり取りや警察にまた取りに行くことなどを思うとそれもまためんどいので、「あ、結構です」と交番を後にした。今調べたら、お店の中で拾ったら、そのお店に届けないといけないみたいだ。しまったな。無事に持ち主に届きますように。
行き道で話していたことを思い出す。元夫との面会日に回る寿司に行くことが多いらしい。結婚中は回る寿司屋さんが近くになかったので、滅多に行かなかったが、最近行きやすい所にできたらしい。いいな、私も子供達と回る寿司に行きたい。末っ子は生魚が嫌いなのだが、何を食べてるのか聞いてみた。
「お刺身は嫌いやよね?行ったら何食べてんの?やっぱりいくら…?」
「いくらと玉子をむしゃむしゃ食べるよ」
「むしゃむしゃ食べるんや」
「あ、あとかっぱ巻きも」
むしゃむしゃのオノマトペがかわいい。
夜、寝室に入ると、私の抱き枕兼安定剤代わりのでかいぬいぐるみが布団の上に、幼児がいるかの如く座っていて「うわっ」っとびっくりする。
さっきまで末っ子と漫画を読んでいた長男が
「自立しないんだー」と言って座らせていたらしい。驚かそうと思っていなかったことと、ぬいぐるみを検分する長男におかしみを感じ、いい一日だった。