2024.02.17(土)ちょっと怖くなったが、幸せな気持ちで風呂に入り寝床についた

二日酔いにしては軽いのだけど、起きたらのどが腫れていた。風邪だ。私はのどが腫れやすい。でも発熱はないので、いつものように布団でごろごろスマホをしてから起きる。今日は長女の所用で外出予定。ぎりぎりまでごろごろする。

洗濯を干し、末っ子リクエストでゆで卵をつくりさらにそれをつぶしてマヨネーズで和えたスタッフドエッグをつくりさらにそれを挟んだホットサンドをつくる。私は麺類を欲していたので昨日の鍋の残りで朝ラーメン。食後に頭痛薬を飲んだら、のどの痛みが少しマシになった。

のたのたと身支度を済ませ、昼前に長女と出発。長時間の移動のあと、所用は1すぐに終わり、帰途につく。途中、三宮で遅い昼ごはん。長女も私も好きなのでタイ料理ランチにした。

もうあとは電車に乗るだけだったが、新しい雨傘を見たくて、長女に近くで打ってないかたずねたところ、Loftに案内してくれた。三宮はもはや長女の方が詳しい。梅田とはちがう、神戸阪急の独特の雰囲気に感心しながら、Loftのフロアをまわる。気に入ったものがなくて結局買わなかったが、長女と「このお弁当箱かわいいー」とか言って見て回るのはとても楽しかった。

帰りの電車で、デイリーポータルZ、書き出し小説276回秀作発表をチェックする。本当は昨日発表だったけど、どなたかがうっかりされたようだ。人間らしくてとてもよい。私は規定部門「オノマトペ」で採用されていた。やったー!

デイリーポータルZのスクショ わらんわらんの赤ちゃんを5人乗せて、保育園のカートが横断歩道を渡る。 葱山紫蘇子

今回は8本送って1本採用だった。

夜、書き出し小説主宰の天久聖一さんが今回の振り返り的にツイッター(現X)のスペースをするので聞いた。冒頭に天久さんと常連で天久さんのご友人であるg-udonさんが最近見た映画についてしゃべっていて、おじさん2人の映画感想ゆるトーク、ええなあなどと思った。書き出し小説の今回採用作についての話になった時、正夢の3人目さんが私の投稿作を気にかけてくれた。曰く、「わらんわらん」が赤ちゃんひとりひとりにかかっていて「5赤ちゃん×わらんわらん」なのか、それとも5人の赤ちゃんまとめて「わらんわらん」つまり「赤ちゃん×5=わらんわらん」なのか、どっちなんだろう?ということだった。聞きながら、その発想なかったなーと、思い、あらためて考えるとどっちでもいい、というか両方を表しているような気もしたけど、やっぱり赤ちゃん単体が「わらんわらん」だったと思う。赤ちゃんは「むちむち」してるし「ぷにぷに」で「ふくふく」だけど「わらんわらん」している。「わらんわらん」の時は、あどけない無表情で口を半開きしていてとてもかわいい。

スペース中、文芸ヌーに書いた「ぼくのことを好いてくれるひとはみんないいひとだよ」を天久先生が褒めてくださり、大変うれしかった。スピーカーにはならずにスペースが終わったので、お礼ツイートをした。

やったぜ!うれしー!感想はとても嬉しくて励みになるものですね。そうだ、感想もらうと嬉しいのだ。私も、面白かった作品にはがんがん感想書いていこう。そしてヌーにも、読んだ人が感想を書かずにはいられないような面白いものを書こう。

書き出し小説のスペースが終わった後、居間に出ると、長男が半月遅れの誕生日プレゼントを、「はいこれ」と渡してくれた。

嬉しいことが立て続けに続き、ちょっと怖くなったが、幸せな気持ちで風呂に入り寝床についた。

@negiyama
大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職員、現書き出し小説投稿者、現物件ファンライター。漫画と毛布のヘリが大好き。lit.link/18b85808-ce9f-49ef-8a31-750f71bd2d85