ひどい二日酔いと自己嫌悪で、朝、目覚めても布団から出られず、ずっと寝ながらめイカゲームをしている。昨晩に聞いた坂田利夫さんの訃報も、仕方がないとはいえ気が塞ぐ。末っ子には食パンなどで適当に朝ごはんを食べてもらう。せめて午前中に洗濯物を干そうと、もそもそ起きる。その後もめイカゲームをやりこむ、というかたまに高得点を出してしまいやめられない。掃除しやな…無理やな…おせちつくらな…おせちつくらな…と言い持って夕方まで寝てる。二日酔いもやっとよくなり、手をつけ始める。黒豆だけは昼過ぎに火をつけていて、夕方には指で潰せる柔らかさになっていた。初挑戦の黒豆、私にしては珍しく、レシピをだいたい守る。
詰める品々は以下のもの。煮しめ、菜の花のお浸し、紅白なます二種(甘酢・塩のみ)、酢ごぼう、鰤の幽庵焼き、数の子、エビの紹興酒煮、伊達巻、紅白かまぼこ、のし鶏、栗きんとん、唐揚げ、エビフライ、ローストビーフ、焼き豚など。
紅白を見ながら蕎麦を食べ、ゆるゆるとにんじんのねじり梅を切るなど始める。紅白の進行や演出、出演者の早替わりや高齢出演者のパフォーマンスにいちいち「大変やな」と感想が漏れる。
紅白が終わり、毎年恒例になっている。Eテレの「2355・0655年越しをご一緒にスペシャルを見る。今年も家族全員で見ることができた。 辰年の歌がかっこよくて、歳女としては嬉しかった。番組が終わったら末っ子に寝室に行かせ、他の3人はまだまだ起きるようだった。おせち作りはのんびりやっていたので年が明けて午前2時を過ぎても終わらない。3時までやって目処がついたので、風呂に入って上がってぼんやりしていたら朝の5時過ぎまで起きてしまった。起きすぎた。