目覚ましが鳴ったので8時に起きたが二度寝。10時まで寝たが、頭痛がひどい。末っ子とバイトに行く長女以外は起きていなかったので、おせちを食べるのは長女がバイトから帰って来てからにしようとなった。末っ子には食パンを食べさせる。私は食欲があまりわかなくて、昼過ぎにやっと、あまり物で作った麺を食べる。
食べて、おせちの準備を少ししたあと、ちょっと時間があったので、末っ子と散歩に行くことにした。1月1日の商店街や街の様子を末っ子と見てみたかったから。商店街のお店は、たいてい閉まっていたが駅前のたこやきチェーン店や和菓子屋さんが開けていた。あと、ファストフードや牛丼屋などの外食のチェーン店も。
足を伸ばして、長女のバイト先へも顔を出す。正月早々ワンオペで大変そうだった。末っ子に了承を得て、ちょっとだけお店を利用することにした。
店内に居てた時、石川県の地震情報がバナーで通知され、ふーんと思っていたらそのすぐ後に地震が起きてびっくりした。最初は自分がめまいを起こしているのかと思ったが、壁にかかっていたハンガーがゆれていて、まぎれもなく起きたことを実感する。避難の必要がなさそうだったので、長女の様子を見に行くと、長女もめまいかと思ったらしい。何事もなくてよかった。スマホに、自宅にいた子達からも無事の連絡が入りほっとする。
帰宅しテレビをつけると、津波が発生していることを知る。NHKの女性アナウンサーが必死に呼びかけていた。ツイッターなどではそんな叫ばなくても、という声もあるらしいが、叫ぶというよりかは冷静に強く呼びかけていた印象で、大阪に住んでいるのに自分も高台へ逃げ出したくなるほどだった。東日本大震災の教訓でこのようになったらしい。とてもいい取り組みだと思う。
石川県にゆかりの親族はおらず、知人もほとんどいないのだが気になるので、NHKをつけっぱなしにしておせちの仕上げに取り掛かる。鳥の唐揚げとエビフライを子達に手伝ってもらいながら揚げていく。バイトから帰ってきた長女にも手伝わせ、重箱に詰めていく。あとは詰めるだけ…と思っていたけど、その詰めるのに時間がかかった。苦手なんだな私はたくさんのものをいっぺんに詰めるのが。
雑煮は長女と長男のリクエストで白味噌の関西風。
私と次女はすましの雑煮の方が好きなので、それは明日作る。
食べたいものを取り皿に盛ったら山盛りになった。幸せな気持ちになった。
食べる前に、戦争が続いてたり地震が起きたりして悲しいことがたくさんあるけどどうかいい年になりますようにと、言うだけ言っていただきますをした。子供たちは、はいはいという感じだったが、本当に切に願います。
食べた後はすごろくなどをして、それが思いの外長くかかって寝るのが遅くなって、でもとても楽しんで、幸せないいお正月だった。