タイトル以上のことはないんだけど、なんでそう思っているか雑に描いていく。
もうすぐ30代が見えてきている。
作ったり考えたり勉強したりすることが好きな一方で、仕事はクリエイティブからは1,2歩外れており、大して稼げておらず、横のつながりも薄く、キャリアアップにずっと繋がらない。
人に喜んでもらったり人の相手をしたり何かお節介を焼くのが好きなくせに個人に深入りするのが苦手で、特定のコミュニティに人生を捧げることもせず、恋人もいない。
ゲーム映画音楽漫画と好きなものが沢山あるのにとっ散らかっていて、熱量のあるファンダムにいまいち属することができていない。
一人暮らしで旧友らと駄弁りながら、映画を観たり、ゲームを中途半端に遊んだり、自分以外誰が喜ぶかもわからない絵を描いたりしている。
そうしていくと、誰かのためにならずにひたすら目についたものを愛でて人生を消化していくうちに、何も残さず一生が終わってしまう危機感を猛烈に持っている。
ミッドエイジクライシスに近いものがあるのかもしれない。
こんな状況でマッチングアプリなどを使って見ず知らずの人と出会って無理やり恋人を作っても、心から大切にできない気がする。本当に好きなものや人ががすでに沢山あって愛情を向けたいのに、愛情を向ける先を作りにいくのは矛盾している。
だから、今の自分が自分と自分を必要と思ってくれる誰かのために、何か形に残るものを生み出さないといけない気がする。
自分を何かにしてやらないといけない気がする。
目の前に喜ばせたい特定人物も守りたい大した資産もない中で、ただ消費だけしていたら頭がおかしくなっていまう。
何かを残すために時間を使いたい。そのための勉強をもっとしたい。自分の好きなものが育って末永く残って欲しい。そのために有り余っている力を使いたい。
絵を描くのもパソコンを触るのも本を読むのも映画を観るのも楽しい。でもそんな自分がどうやって楽しく日銭を増やしていって何をするべきなのか、それがわからない。
自分は何を残せるのかと、どうやってこの先10年食っていくのかをずっと考えている。