クロスワードと欧米人

ねじまき
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海外ドラマや映画で、アメリカの白人男性が新聞を広げながら鉛筆をくわえてクロスワードと格闘する・・・みたいなシーンをよく見るけれど、自分はクロスワードに一度もハマったことはないのでこの感じがよく理解できない。

ついでに数独(Sudoku)もWordleもすぐ飽きちゃったり、こういうミニゲームみたいなのはあんまり自分の性にあわないみたい。(クイズとかはわりかし好きなんだけれど)

「NewYork Timesでも一番読まれているのはCrosswordのページだ」

という話も有名だったりするけれど、なぜ欧米人はクロスワードに情熱を持っているんだろうか。

AIのの基礎理論を作った、数学者アランチューリングを描いた映画『イミテーション・ゲーム』でも、暗号を破るチームを作るために"クロスワードを解かせる"という試験で振り分けをしていた。

「ほんとにそんなのでいいんだろうか?」と序盤はなんか、映画の内容が頭に入ってこなかったのを覚えている。

ただ、カフェでクロスワードをのんびりと説いている、そんな人の様子を見るのはいかにもステレオタイプで嫌いじゃなかったり。

そんな人達が新聞を買うことで、結果的に"遊び"がニュース、ジャーナリズムに繋がっている、というのもなんとも面白い話で。

・・・なので日経も朝日も毎日新聞も、なにか新聞を開きたくなる仕組みをもっと作るべきなんだろうなとは思う。

任天堂とコラボとか。(そんなんあかんか。)

まあ、そんな話は新聞社内でさんざん議論されてきてはいるだろうけど、このまま紙の新聞は減る一方なのはちょっとせつないので、なんとか頑張ってほしい。

@nejimaki
関西の30代ゲイ。ねじまきブログやポッドキャストやってます。変なプロフィールも見てね: nejimaki.mmm.page/nejimaki_profile