仕事でがっつりVue (Nuxt)を使ったことって、あんまない。
がっつりというのはテスト、E2E、Storybook、チームでの開発、マルチドメインでの運用コミコミみたいなやつ。
Vueを仕事で使いだしたのは0.12の頃?Webviewゲームで打倒jQueryレガシーが目的だった気がする。なんでReact使わなかったのかと言うと、なんでだろう。サイズが大きいとかストアが遅いよねとか囁いてはいたけど、画像をバンバン使うゲームでReactのサイズとか気にする必要はなさそう。ただ社内にAngular使ってた人が多かったので、移行がし易かった。あと地理的にkazupon氏の発言が耳によく入っていたので影響もあった気がする。
別に途中でVueを使うのを止めても良かったはず。Nuxt2->3移行期とかね。なんでVueを使い続けているかと言うと、いくつか意志を増強する経験もあったからで。
Nuxt2->3移行期は3なかなか出ないな〜と思いながらも必要な場面が無かったのと、2->3移行が必要な大きいプロジェクトに関わらなかったので負の感情は溜まらなかった。皆は結構溜まったらしい。という程度にフォローアップからは離れてた。
個人開発だとVue周りは結構公式がまとめてサポートしていることが多くて、依存モジュールのメンテが楽だった。Reactはライブラリの責任の所在が散らばってるので、個人でissueを追ってモジュールパズルを組むというのがつらかった。そこらへん頑張っても進捗が無なので。
WebComponentsを仕事で2年ほどバンバン使っていた時にコンポーネント設計の思想がWeb標準に寄っていったのも結構強い。WebComponentsは自分の外の振る舞いを考慮できない。attributeにfunctionを入れることもできない。Vueと同じ$emitパターンの設計しかできない。これがWeb標準なんだな〜という実感と共に、設計力がそっち方面に尖っていった。あとReactが徹底的にWebComponentsに対応してなくて、その世話をしている時に募った恨みがある。