電車の中で乗り合わせた知らない人たちの顔がすごく気持ち悪くてたまらなくなる瞬間がある。この人たちにそれぞれ家族が、友達が、人生が、仕事が、学校が、悩みが、苦しみが、と思うといつも途方もなくて気が狂いそうになる。しかもそれがわたしの見える範囲よりずっとたくさんの色々な場所で繰り広げられていて、みんな生きてる。気持ち悪い。
かと思えば着飾った衣類が、連れ合いにもたれたかかるうたた寝た頭が、譲った座席の感謝の言葉が嘘みたいにささやかで尊いような気がする。まあつまり気持ちの持ちようということではあるんだろうけど。どちらも本音でどちらも真実だと思う。そうであってほしいと思う。
何はなくとも疲れちゃったな〜!生きてるって気持ち悪い!