12月は予定がたくさんあって、そのほとんどがたのしい予定ではあったのだけど、予定がぎゅうぎゅうで夜30分も日記を書くのに費やせるほどの元気がなく、自然と日記から心が離れてしまっていた。一方1月は、カレンダーを見てもお正月以外はわりと予定がほわんと空いていて、時間的余裕が戻ってきたら（とはいえ平日は相変わらず22時までしごとをしているのだけど）日記を書きたいかも、という気持ちが蘇ってきた。のでしれっとまた書きます。もともと、日記を書きたいかもと思ったきっかけのひとつとして、いそがしさや余裕のなさが可視化できたら、というのがあったので、そういう意味ではすごく可視化できてる。と思う。
今日は相変わらず22時ぴったりまでしごとをして、それからビール屋さん（23時に閉まるとgoogleには書いてあった）に寄ってみたら、もう扉にclosedの看板が掛かっていて、泣きながらコンビニに寄ったら黄桜のラッキードラゴンという缶のクラフトビールがあり、おうちにかえって飲んだら大変おいしかった。ペールエールと書いてあるもの、好きっぽいです。フルーティと書かれるものだと思うけど、エステルの匂いがするやつ、好き。しごとも今日はわるくなかった。本当に顧客要望に振り回されてばかりではあるがたとえて言うならこれまであそことあそこに10個ずつ点打って！ここにも30個くらい点打っといて！と言われ続けてなんのためなんじゃと思っていたのが今日もしかしてこれ…なんかのかたち！？みたいのがわかったみたいな感じ。現職種のこときらいになれないの、こういう瞬間があるからだと思う。
2024年はこれまでにやったことないこと、それもできれば自分になんでもできるよって教えてあげられるようにちょっとでもやりたいことなんでもやろうと思っていて、わりとできている。先々週末はあたらしい眼鏡を作り、先週末は顔のマッサージというやつに行ってきたのですが、顔が真剣に凝っていたせいか、日曜日にマッサージをしてきたのに金曜日の今日になってもめちゃくちゃ押された眼窩や顎の骨が痛い。そんなことあるのか。なかば自らにより自らを抑圧してきたこれまでであったため自らの欲望もよくわかんなくなっちゃってる自らをちょっとかわいそうに思う。今年は多少後悔してもいいからやってみたいを拾ってあげたいと思う。愚行権というやつかもしれない。自力で古ぼけた舟を沖に出してみたいんです（潮騒ちゃん）かもしれない。
昨日もくりのサ終を知りけっこうふつうに不便というのとは別にもくりがサ終するならほかのおしゃべりできる手段を確保しなきゃ！と思った自分にびっくりした（びっくりしながらも手配はした）。少なくとも20代の半ばくらいまでは、人間と喋るのはあんまり好きじゃないけど喋らない人間だと思われる方が大変だからがんばってしゃべっている人間、という自認だったけど、今となってはわたしはけっこう人間と喋るのが（下手ながら）好きな人間だ、と思いつつある。だんだん変わってきたのか、もともとそうだったのがわかってきたのかは、よくわかんないけど。このまえほんとうにはじめましてのひとびととタイドラマの話などをすごくしてそれがほんとにたのしかった。明日も実ははじめましてのひとと会う用事がある。でもそんなにつれ～行きたくね～って感じではない。それ自体が不思議だ。
ついこの前くらいまでは、自分が何が好きで、何が好きじゃない人間なのか知りたい、はっきりさせたい、と思っていたのだが、特に何があったというわけでもないのだけど、だんだん、はっきりしない自らを許容しつつあるというか、自らの不連続性を引き受けつつある、ような気がする。気がするだけかもしれない。理解の諦め、なのかもしれないなと思いつつ、しかして、ほんとうのところ連続してないんだから、ある瞬間の自らのスナップショットに拘泥することには無理がある…という気持ちもあり、後者に寄ってきているということです。いまきょう好きなもの全部明日には好きじゃなくなっていても大丈夫になりたいですね。そうですね。
久しぶりに30分だらだらと考えごとをしていて30分って思ったよりいっぱいいろんなこと書けるなと思った。しごと、睡眠、その隙間に破綻しそうな生活、のぐるぐるから抜け出したい。できないと思ってるけどやりたいことの筆頭、労働をやめること……