ふと気がつくと日記を書くのをやめてから4ヶ月がふっとんでいた。この間、とても日記を書くことができるような元気さではなかったり、とても日記には書けないようなことを考えたりしていましたが、だんだん元気が戻ってきて、病み上がりにいつもよりも階段を上るのに息が切れるのに気付くように、いつもよりうまくものが考えられないかも、ということに気付いてきたので、せめて30分くらい文章を書くかということで、日記をふたたび始めてみています。
そもそもなぜ元気を取り戻せたのかというと、3月から休職していて、休職する前は自分がそんなに元気がないと思っていなくて、全然元気だし、あ~休職できたら本も読むし映画もドラマも観て転職活動もしてなんなら毎日走るのにな~!などと思っていたのだけど、実際に休職してみるとなんでかわからないけど、一日中寝ていたり、Webでさほど気になるわけでもない漫画を飛び飛びに読んでみたり、全然知らないひとのブログをみたり、デイリーポータルZをみたり(これは元気なときでも全然しているが)くらいしかできなくて、でもだんだん、2週間に一段ずつくらい、ゆっくり元気のステップを上がることができていて、今はいきいきと転職活動をしています。就職してから今まで、わりとコロナ禍だったこともあって全然お金を使うタイプの遊びをしておらず、お金を使わないといけないタイプの苦労もせず、経済的にはすぐには困らない状況であったことは幸運であった。経済的な苦難が一番こころを曇らせますから… 転職活動はそれはそれでくるしみポイントもあるのだけど、ちょうど4月末くらいから始めていて、今のところ、よくわからん面接とかがあってもウケるなって思えている。大丈夫。一番の問題は自分がどんなところではたらきたいか全然わかんない(なぜならどんなところでもはたらきたくないため。おやすみ最高。永遠にやすんでいたいかも。)ことですが(大問題ですが)。このなんもできないフェーズと転職活動できるフェーズの間に、本なら読めるフェーズとか、事務処理もできるフェーズとか、が挟まっていました。ふしぎだけど、お友達とお外で遊ぶときは全然元気なんだよね。翌日ぱたっと倒れて一日中寝てたりするけど。これ、最近やらなくなってきたから、やっぱり肉体的疲労というよりは精神的疲労であったのだろうな…たのしいことですら容れとくキャパがなくなっていたという…でも休職前はお友達と遊んでいてすらもしごとのこと考えてつらくなっていたから、そんなのってないよね。おしまいだよ。やすんで正解。このあとの人生であのとき休職をせず踏みとどまっていれば…と思う瞬間があるのではないかという不安に駆られることもあるのですが(そして実際あるのではないかとも思いますが)、逆にあのとき休職していれば…と思うタイミングってどう考えても死にそうタイミングだから逆よりは全然ましだよね。そうそう。しずかなインターネットに1月とかまで書いていた日記を、まとめて読んでもらう機会があったのですが、しごとのことばかりつらがっていて本当にかわいそう…と言われた。書いていたときはそんなつもりなかったけど、読み返してみたら確かにしごとのことばっかり書いてあって、このひと本当にかわいそう、と私も思った。
休職の最初の方ではやっぱ突然うごかなくなり、ごはんを食べる量も減ったので若干やせた、というかやつれた、と自分では思っているのですが、その後いきいきと自炊を始めたりおいしいものを食べる機会がたくさんあったりして戻っているような気がする。運動したいな。そろそろ毎日走れるフェーズにならんか(ならんかも)。休職前は部屋が壊滅的におしまいの部屋だったのですが、3月後半に母と妹にきてもらって3日がかりで片付け、それはまだぼちぼち維持できていて、そのあとせっかくなのでリングフィット再開したいなと思ってSwitchの前ににヨガマットを敷いたり、あんさんぶるトレーニングをふたたびダウンロードしたりしてみたのですが、転職活動を始めてからWeb面談用に机を動かしてしまい、部屋のスペースがまたなくなっている…
今日の日記パートも書かなければ。転職サービスのエージェントおねえさん(年下と思われるが。本当にいそがしそうで心配です。深夜にメールとかくれるし。そんなひとに転職先では残業時間を減らしたくて…とか言うの申し訳なさすぎる。言うけど。)に言われるがまま大量のエントリーをしてしまったせいで信じられない量の面接をしていて、今日も3件面接をしました。雨降りでしんどいのに。えらすぎ。あとはジャンプ+で全話無料になっていたので正反対な君と僕を読んだ。わかる~!となるほどきらきら高校生活を送っていたわけでは絶対にないが、部分的なわかるパートがかなり精度よく再現されているため他のパートもきっとさぞかし精度がよいのであろう…という気持ちで読んでいる。
明日は久しぶりに面接がない日なので、スーパーに行って、郵便局に行って、ごはんを作ったりしようかな。あと読んでない本、一回図書館に全部返さなきゃ。どうもやはりスイッチングが苦手なところがあり、転職活動を始めてから全然本を読めなくなってしまったのでした。ずぶっと没頭する傾向があるからこそ、面接とか切り替えられなくなったら怖いなって思っちゃって…しかしその余った時間で何をしているかというと各種SNSやYoutubeを無限にスクロールしているので、本読んでた方がまだ健康な可能性あるよね。
とにかく、何がしたいとか、何をしなきゃとか、また考えられるようになって本当によかった。正気を取り戻したら一度放置した苦難とまた向き合わなきゃと思って正気を取り戻すのが怖かったけど、思ったよりまだやばいことにはなってない。もしかして、やばいことには必ずしもならないのかな。そうだといいんですが。これまでの人生で本当に一番やばかったのは実は今回ではなく修論提出時期だったと今でも思っていて、最近その頃に備忘録にしていたノートを発掘して続きから面接のメモに使っているのだけど、たまに前の方のページをちら見すると、こんないっぱいいろんなこと考えてたんだっけ、って感じでおもしろい。つらすぎて忘れたかったのでがんばって忘れるようにしており、実際かなりうまいこと忘れているのだけど、それはそれとして、忘れたけどなんか考えてはいたんだな、って思うときの気持ちはわるくない感じです(あんまりはっきり思い出すのはいやなので、熟読はしないけど)。今書いている日記も将来的にそのようになればいいのですが。