爆速で9日経った。先週はお盆休みで、部屋を片付けたり、実家に帰ったりしていた。段ボールは8割くらい解体されたが、こまかいかわいいものとか、アクセサリーとか化粧品の箱など一番難しいものが最後に残っている。こまかいかわいいものが好きだけど、こまかいかわいいものを片付けるのが本当にへた。
先回の日記に書いた前の会社の送別会は、箱を開けてみたら8人くらい人間が来ていて、たくさんプレゼントももらい、本当に本当にありがたかった。精神をだめにしただけじゃなくて、ちゃんとしごとも覚えたし、やさしい先輩や同僚や後輩もいた……と思うと、前の会社がそんなに憎くなくなってしまい、それはよくないので、引き続き会社は憎んでいくが… また遊ぼうねって言ってもらっておせじでもうれしかった。あんまり、いろいろなコミュニティにコミットしてこなかったので、私のために開かれた会というのは、もしかするとはじめてだったかもしれない。ありがたく、うれしいことだ。
うれしいことといえば、他のところにも書いたけど、先週の頭頃は、かなしいこともあんまり感じないけどうれしいこともあんまり感じなくなってしまったな、と思っていた。しかし今週しごとが始まって、どうも、なんだか、感情が、あんまりよくない方向に、動きつつ、ある～～～～～～～……
お盆休みを挟みつつも新会社での暮らしも3週間目（実質2週間目）に入ってきて、だんだんよくないところもちょっとずつ見えてきた。貸せ！！！おれがやる！！！したいけど新参者にあれこれ言われたくないだろうな～～……などと思っていると本当にやることがなくて椅子に座りながらぼんやりと焦ってしまう。ちょっとくるしい。本当はリモートワーク可能なのだろうけど、意地で出社しているが、朝が、つらい……来月からはがっつり在宅させてもらおうと思う。会社でやることがないのはまあいいんだけど、引越したばかりの家にはやらなければならないことが山積みで、でもおうちに帰ってくるとなんだかんだでもう元気がなく、そのギャップがわたくしを追い詰める… もともとストレスが過食過眠に出がち人間ですがそりゃあもうたくさん食べてたくさん寝ています。健康にいいのか悪いのかわからんな。
あたらしい会社のチームで、もしかしたら指導的役割を担うことになるかもと言われて、あわててたくさん書籍を買った。その中の一冊であるところのリーダーの作法という本をちまちまと読み進めている。あやしいタイトルだけどオライリーだから…と信じて購入したのだが、実際のとこいろんなすごいテック企業でつぎつぎとマネージャーをしていたおじさんのエッセイ集であり、翻訳というワンクッションが入っているせいでおじさんの自我がいい感じに漂白されているのか読みやすくておもしろい。役に立つかどうかはまだわかんないけど。溺れる者は藁をもつかむからさあ…しかしこれが掴むべき藁であるかどうかはまだわからない…