今日こそは本当に書くことがない。なので逆に30分タイマーをつけて(いつもはつけてない。ざっくり30分くらいで書けばいいか、延びてもいいし、書くことなくなったら終わりにしてもいいし、と思っている)果たして何が書かれるのか見てみようと思っている。もくりとしずかなインターネットの両方のBGMを雨にしてみた。めっちゃ雨降ってる。この世でも雨降ってるかもしれない。
毎日出勤が本当にぎりぎりなのですが今日はもう自転車じゃないと間に合わない時間に家を出たら全然めちゃくちゃ雨降ってて、雨の中フードもかぶらず自転車で出勤した。でも会社近くなってさすがに恥ずかしくなり、最後の数百メートルくらいむだに傘を差して自転車を押して歩いてみたがベしょぬれなのであんまり意味なしだった。わたしはこの雨の中傘を差さずに自転車に乗るというのを結構頻繁にやってしまうが、そのたびにかさをささないシランさんという絵本のことを思い出す。読んだのはたぶん小学生くらいだと思うけど、すでにぼんやりと本の意図するところはわかっており、当時からずれがち人間だったため、いつかシランさんのようになるかもしれない/なるだろうな、という気持ちがうっすらあった、ように思う。なにぶん昔のことなので自信なし。でも近年ずれがち人間することあまりおそろしくなくなったな。ひとつには経験を積むことによりサクサクメロンパン現象を実感したからであろう。一般には次元の呪いと呼ばれるやつですがわたしはサクサクメロンパン現象という呼び方がかわいいしメロンパンがおいしそうだから気に入っている。つまりたとえば30人のクラスに1000000000項目のアンケートを取ったとしたら(各数字は適当、とにかく高次元のデータであるということです)30人全員がどれかひとつくらいの項目では少数派に属する可能性が高い、ということだと理解しているのだけど、統計的に正しい理解かはわからない。しかしずれがち人間のこころを楽にするには十分である。われわれは常にサクサクなメロンパンの皮の一部となり得るのだ。
今日は22時くらいまではたらいてきた。今日は提出すべきものを提出できたため、達成感のある長時間労働であった。でもまだ会社にひとはいて、プライベートのメールボックスには転職サービスの人からの職務経歴書まだですか?のメールが届いており、実際まだで、夕ごはんを食べたのにおやつも大量に食べちゃった。ドラマを1/4だけ進めたけど(そしてめちゃめちゃかわいくわたしの心は大いに癒やされた、CookingCrushは本当に主人公のふたりがふたりともかわいすぎる)その時間にできたこと無限にあるなあと思うし、週末やクリスマスや年末のたのしみの準備も全然できてない。これらの事実に対して様々な気持ちが発生しているが、特に何もせず睡眠することにしようと思う。睡眠は何も解決しない。でも睡眠が好きだからたくさん睡眠する。
BGMが大雨でおもしろい。大雨降ってるとき、こどもの頃はよく大木の上のツリーハウスで寝ているという想像をしていた。やかまし村とかのイメージだと思う。こどもの頃住んでいた家は本当に古くて小さく、風が吹くと壁のトタンが(外壁がトタンだったんですよね)ばきばき音を立てて、本当に吹っ飛んでいってしまいそうだったので、想像にもリアリティがあり、しかして大雨が降ったり、雪が降ったりしているときって、こどもの頃はすべてがペンディングになったみたいで好きであった。インドアこどもだったため(いまもインドアおとなだが)。ちょっとの雨風では小揺るぎもしない家に住んでいるのが、いまでもごくまれにちょっと不思議に感じることがある。