ふと記事一覧を見返してみたところ、しずかなインターネットで日記を書き始めてから今日で一年だと気付いた。
いま、全部で44記事あるので、ざっくり9日に1回は書いていた計算になる。実際には毎日書いているときと、全然書いていないときがあるのだけど、均すと1.5週に1回くらいは書いていた目算になり、意外と続いてるじゃん、という気持ちになる。2024年締めモードになってしまうが、今年は本当にいろいろなことがあったな。まず休職してたし。転職もしたし。2023年11月23日の日記を見ると、休職したかったのに上司に止められて、有給を丸5日使っているその途中だったみたいだ。かわいそうに。去年の今頃と、いまは、確実に接続しているはずなのだけど、今年はあまりにもいろいろなことがあったためにあいだのことが本当だったかどうか、自信がなくなってしまう。あとになってから、2024年のことを特異な年として思い出すだろうな。
ここのところずっと週末に予定が入っていたのだけど、今週末はめずらしく土日とも予定がない。それがわかっていたので、アラームをかけずに寝て、寝たり起きたりしながら起床したのは結局12時半過ぎだった。久しぶりにこんなにおふとんの中にいた。もう今日は何もしないと決めて、あさごはんを食べたあと、お洗濯を回しながら観さしてあったオン・ザ・ロードを最後まで観た。浪費の告白をいたしますが、どこにも配信がないのでツタヤディスカスでDVDを借りているのだけど、このDVDを果たして何ヶ月借りているのか、もう数えていない。そのあいだ、見もしないサブスクに大枚払っていて、本当に信じられないのだけど、貧すれば鈍する、ていうより、鈍すれば貧している。貧しているというほどでもないのだけど、でもけして安くないし、みたいなことを考えると本当に嫌になってしまうので、考えないようにしているけど… でもオンザロードは観てほんとによかった。9月に正気に返ったタイミングで(そしてサブスクを整理しようとしたタイミングで)半分観てあったのだけど、セックスドラッグロックンロールの代わりにジャズ、といった感じで、食傷してしまいそこでまた長らく眠らせていたのだったけど、サルが(ディーンも)大人になるにつれ、パーティはもうおしまい、といった風情が漂い、タイトルにもなっている路上でも警察に罰金切られたりして、そのさみしさ、さむさが今の気持ちにちょうどよかった。と思いきやメキシコに行ったりとかして、そこで決定的なディーンとの別れがあるのだけど、そのあとニューヨークで、これはラストシーンのことだけど、ほんとに、パーティの終わりと大人になることの残酷さを思った。このような読み方があっているのかわからないが…。原作も読もうと思っています。DVD画質だからよけいうつくしくみえるのかもしれないけど、映像はとにかくうつくしく、耽美というよりはなんだろ、なんといったらいいのかよくわからないが、美術や雰囲気などの撮り方と筋のあるようなないような物語があいまって、酔うようなよさがあった。
そのあと洗濯を干して、ごはんを作りたくなかったしそもそも食材が何もなかったので、タコスを配達してもらってNetflixでタコスのすべてを観ながら食べた。初めて食べるタコスやさんだったけど、すごくおいしかった。タコスのすべては少しずつ観ていたけどいよいよシーズン3もあと1話になってしまって、さみしい。タコスのすべてはおやすみの間もこころやすらかに観れる数少ないコンテンツだったから…。そのあと少し寝て、リングフィットをして(えらい!)おふろに入ろうと思いながらいま日記を書いている。